婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

他人のことを褒めることができない

 

「他人のことを褒めることができない」という人もいます。

 

そういう人は、性格が悪くて、冷たくて、根性がひん曲がっている(??)のではなく、”褒めること”に「誠実さ」を感じられないのだと思います。

 

褒めること=相手を持ち上げること=媚びへつらうこと=自分を貶めること。

 

どれ一つとっても「誠実ではない」と。

 

 

ですので、何の躊躇も、恥じらいも、戸惑いも無く「褒めることができる人」を見ると、違和感を抱きます。ともすれば嫌悪感さえ抱くこともあるかもしれません。

 

それでも自分が褒められる(=立場が変わる)と微妙に心境は変化します。

 

当然、最初は違和感があります。嫌悪感もあるかもしれません。自分を褒める相手に不信感すら抱くかもしれません。

 

ですが、完全な“負の感情”のままでは無いはずです。

 

気持ちよくて、嬉しくて、天にも昇る気持ちとはならないかもしれませんが、ほんのちょっとだけ「心地よい」はずです。

 

 

極論を言うと、自分にとっての「誠実さ」なんて、取るに足らないものです。

 

そんなものよりも、他人に「心地よさを与えられること」のほうが、優先されるべき尊いものです。

 

 

褒めることは、むしろ “自己犠牲” を払ったその先にある、最も「誠実なこと」と言えるかもしれません。