「いい人なんですけど…」
2024年07月16日
「いい人なんですけど…」は“お断り文句の定番”(??)です。
お相手にリスペクトを持ちつつ、お相手を傷つけることなく、平和的に“終了”するための、最適な“エクスキューズ”です。
この境地に達することが出来たのなら、その“お見合いのお断り”“交際終了”“婚約解消”の判断は、絶対に間違いではありません。
でも、断られた側の人からすれば…
「そんなの体のいい言い訳だ!」「本当は私のことが嫌いなんだ!」「ええん~(泣)」といった気持ちになることもあるかもしれません…。
ですが、長年結婚相談所の婚活カウンセラーをやっていて、断る際に「いい人なんですけど…」と述べられる方の、ほぼ99%は、真実を言ってらっしゃると感じます。
お見合いをしてみて、交際をしてみて、具体的に結婚をイメージしてみて、「いい人だな~」と、本心から、そう思ったのだと思います。
“紙一重”で、その次へ進めなかった、ということなのかと。
とはいえ、その紙一重が、途方もなく、悩ましく、苦しく、辛く感じることもあると思います。「どうすれば、その紙一重を、超えることができたのだろうか?…」と、断った方も、断られた方も、出口の無い闇の中を彷徨うように、考え続けてしまうことあるかもしれません。
それでも、紙一重は、それ以上、それ以下でもない、只の紙一重なんです。
「あの時…」「あれを…」「こうすれば…」と、省みることは良いことです。次の機会に、その新たな考えを実践するのも良いことです。
それでも、そんなに思い悩む必要はありません。
只の、紙一重なんです。
それが婚活というものなんです。
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