人生における”結婚の優先順位”
「結婚しない人」が増えてきた
年々、生涯未婚率(50歳の時点で一度も結婚したことがない人の割合)は高くなってきており、平均初婚年齢も上がってきています。
要は、ざっくり言うと「結婚しない人」が増えてきているということです。
今から30年前の1990年ごろまでは、生涯未婚率は男女とも4〜5%ぐらいだったのが、今は男性23%、女性14%です。(平均初婚年齢は、男性28.4→31.0、 女性25.9→29.4です)
私が子供の頃の「将来の夢」みたいなランキングには、(少なくとも女の子の夢には…)「お嫁さん」というのが入ってたような気がしますが…
今はどうなのでしょうか…?
結婚しない理由
実際には、結婚しない理由は色々あるのだと思います。
タイミングだったり、環境だったり、切実な問題だったりと、色々。
でも、大きいのは「人生で結婚より価値のあるもの」を見出せるようになってきたからのような気がします。
人間というのは、生まれて、育って、大人になって、結婚して、子供を授かって、そして今度は自分が育てていくといった、そういった循環的な価値観の中で生きていくものと疑わなかったのが、この30年で、それよりも“価値があるもの”を見出せるようになったからではないかと。
だから、結婚しないという選択をする人も増えてきたのだと思います。
私の個人的意見としては、その価値観の変遷は正しいと思っていて…
結婚だけが人生の全てではなくて、それよりも優先順位の高いものが、自分の人生の中にいくつあってもいいのだと思っています。
むしろそのほうが、健全であるような気さえします。
結婚は人生の全てではない
でもだからといって、人として生まれたからこそ経験できる結婚という“特権”を無理に自分の人生の中から排除する必要も無いのだと思います。
結婚は人生の全てでも、最も尊いものでもありません。
いつでも、好きな時に、気の向いた時に、ただ享受すればいいだけのものです。
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