考えてみる、悩んでみる
クリスマスイブの夜にふさわしく…?
昨日、NHKで「さよならアローン会」という、今田耕司さん、岡村隆史さん、又吉直樹さんの番組をやっていました。(第2回だったみたいです)
途中から見たので、全部が分かったわけではないのですが…
一人でいることを肯定しながらも、結婚の良さも伝えるといった内容で(たぶん)、さすがNHKというか、バランスが良いというか、“現代のクリスマス”にマッチしている、というか、そんな感想を持ちました。
今年のクリスマスは、完全に平日で、あと数日で正月休みに突入するという状況なので、この「アローン(一人)」というテーマの番組も、心穏やかに(?)見ることができた人も多かったのではないでしょうか。
ただ、出生数が86万人で過去最少というニュースも、昨日ちょうど流れたばっかりだったので、いろいろと複雑な感じもしました。
いまだ婚姻関係にある男女が子供を持つということがメジャーな日本社会では、どうしても「結婚」というものが大きな障害になっているのではと…
価値観の多様性、経済の問題、漠然とした将来の不安というものがあって、子供を持つという以前に、結婚に対して躊躇してしまう人も少なくないのだと思います。
そう考えると、今は「誰もが結婚する時代ではない」のだとも言えるのかと…
私が結婚した、ほんの(?)20年ちょっと前ぐらいまでは、ほとんどの人が、それなりの年齢になったら結婚するものと、疑うことなく、信じていたような気がします。
ですが、今は、結婚した人も、していない人も「結婚って必要?」と、一度ぐらいは考えたことがあるのではないでしょうか。
間近でみていても、今の人たちは、本当に大変だなと、感じることがあります。
私たち世代のように、結婚について、能天気に、何も考えなかった頃の方が、“楽”でよかったとは思いますが…、でも、それだけ考えて、悩んで、決断するからこそ、その先にあるものは、より重みのある、意味のあるものになっているような気もします。
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