100%
七夕の日には、まったく、ふさわしい話ではありませんが、
人間が、洩れなく「100%、そうなる」というのは、死ぬことぐらいしかありません。
たぶん、運転免許だって取りたい人が100%取得できているわけではないでしょうし、スマホの普及率だって未だ100%ではありません。(2023年で96.3%だそうです)
要は、世の中の大抵のことが100%では無いのに…
「結婚できる確率は何%?」と考えるのは、全く「意味が無い」ということです。
99.999%の人が結婚できるとしても、自分がその0.001%に入ることがあるかもしれないのですから。
100%でない限り、それも、その100%が何年も何十年も継続されているような事柄でない限り、それが何%であろうと、それは只の客観的データに過ぎないのです。
自分とは関係無いのです。自分自身のことに置き換えるのはナンセンスです。
話は変わりますが…
たまに、「30年生きてきて、特別なことはありませんでした。普通の人生でした」と、プロフィール&自己PR作りの時に、そんな風に言われる方がいらっしゃいます。
でも、「普通」ということはないんです。
有名芸能人ではない、一代で財を築いた起業家ではない、大谷翔平ではないというだけのことです。
誰もが奇跡的な確率でこの世に生まれて、決して100%の人が成長できるわけではない中で成長することができて、必ずしも志望した人が100%入れるわけではなかった学校や会社に入ってきた人生を送ってきたはずです。
それだけで十分、普通ではないですし、その100%ではない確率の中を潜り抜けてきたはずです。そしてその都度、「何%の人が?…」なんてことを、いちいち考えてこなかったはずです。
ですので、「結婚できる確率は何%?」なんてことを考えるのは、とんでもなく、仔細なことです。
昨年までの過去60年間で、7月7日の七夕の日が、東京で晴れたのは16回だそうです。確率にして26.7%。
(高い?低い?)
今日の東京は、今のところ快晴です。


