感覚が違っていても…。
2020年01月21日
「感覚が近い人」と結婚したほうが幸せになれる。
婚活をしていて、そんな風に考えている方は、多いのではないでしょうか。
また、結婚相談所のカウンセラーの中にも、そう言われる方はいらっしゃいます。
確かに、それは間違ってはいません。
考え方が近い人、金銭感覚が近い人、笑いのツボが近い人、等々…、
相性といった意味では間違いなく「感覚が近い人」と結婚した方が楽しいですし、ストレスを感じることがないと思います。
ですが、何か一つでも「近くない」感覚のものがあったら「結婚することは難しい…」と、諦めてしまうのは、拙速な気もします。
それが「致命傷」で、自分にとって絶対に「相容れない」ものであるなら、仕方ありません。
ですが「諦める」前に、それは「全く違うベクトルを向いていて、普遍的なものなのか?」と、一度だけ考えてみて欲しいと思います。
20数年、30数年、40数年、今まで、全く別々の人生を送ってきた二人です。
全てにおいて感覚が近い、ということのほうが、奇跡に近いことかもしれません。
人間は、環境や周りの人からの影響を受けて変わっていく生き物です。
それが、長い人生を共にする伴侶からのものであれば、なおさらのことです。
奇跡を探すことも結婚ですが、奇跡を起こすことも、結婚なのだと思います。





