性格の不一致の “真の正体” とは…?
お相手に、過去の恋愛経験について聞く必要はありませんが、“結婚生活の基本的な考え方”については、聞いておくべきです。
例えば、「家事は女性がメインでやるのか? それとも分担するのか?」「生活費は男性がメインで負担するのか? それとも折半でやるのか?」
実際に、そういった類のことを“完全に白黒つけておく”ということは難しいと思いますが、それでも“方向性”については最低限確認しておくべきです。
このブログでもよく取りあげる「離婚理由」の不動の第一位は「性格の不一致」です。(結婚相談所のブログでありながら、なんだか縁起の悪い話題で、すみません…笑)
でも、あらためて考えてみると“性格の不一致”って、どういうことなのでしょうか?
辞書で“性格”の意味を調べると、「各個人に特有の、ある程度持続的な、感情・意志の面での傾向や性質」とあります。(広辞苑)
そこには、「感情」「意志」「傾向」「性質」といった文字が並んでいますが、実際の所、どれもこれも、なんだか抽象的な感じがします。
まさに冒頭に「各個人に特有の…」とあるように、元来、人それぞれ違うものなのですから、それらが“不一致”だとしても、そもそも仕方のないことなのかと。
「じゃあ、性格の不一致の“真の正体”とは、一体、何ぞや?」ということを、もう一度、よくよく考えてみると…
“結婚生活の基本的な考え方”に帰属する部分が、かなり大きいのではないのかという気がします。
家事・育児・経済面・将来構想等々。
であれば、
性格云々といった曖昧なことではなくて、“結婚生活の基本的な考え方”について、事前にしっかり確認・擦り合わせておくほうが、離婚原因となる「性格の不一致」は、かなりの確率で回避できるように思います。
結婚相談所(=お見合い結婚)は、結婚前に“結婚生活の基本的な考え方”を、しっかり確認しながら進めていくのが基本です。