婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

損切りのタイミング

 

投資のセオリーとは真逆で、婚活の“損切り”(=交際終了)は「もうちょっとだけ待ってみて…」「もう少しだけ様子見してみて…」を何度も繰り返して、そして最後の最後に「神様どうかお願いします!」が叶わなかった後で、遅くはありません。

 

早々と、損切りする必要は全くありません。

 

普通は「そりゃあそうだろ」と思われるかもしれませんが…

 

ですが実は意外と、まだ決定的なことが何も起こっていないのにも関わらず、「もう交際終了にしたほうがいいですよね…」と弱気になられる方もいらっしゃいます。

 

その気持ちは分かります。結婚相談所というシステマチックな出会いといえども「傷つきたくない」という本能が働くのだと思います。

 

それでも、たとえその悪い予想が当たったとしても、株やFX投資で失敗して一文無しになるようなことはありません。

 

胸の奥に、少しだけの喪失感を抱くだけです。

 

 

もちろん、その喪失感が、本当に本当に、辛くて、苦しくて、悲しい時があることも、よく分かっています。

 

「いくら払ってもいいから、どうにかして、この喪失感を埋めて!」とすら思うかもしれません。

 

 

でも、これだけは、はっきり言っておきます。

 

どんな失恋でも、どんな交際終了でも、その喪失感はいつか必ず埋まります。新たな次の恋愛、新たな次の出会いが、その喪失感を上書きしてくれます。

 

それは、人類の歴史が証明している、といっても過言ではありません。

 

 

ですので、婚活の損切りのタイミングは、とことん納得できてからでいいんです。心からやりきったと思えてからでいいんです。

 

そのほうがむしろ、その経験を糧に、次の“利確”(=出会い)は、もっと大きなものになるはずです。

 

 

(ここ数日、「日経平均株価が最高値に迫る!」みたいなニュースばかりやっているので…、それに因んでみました。笑)

 

 

損切りのタイミング