婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

(敢えて)一夫多妻制から学べること

 

夫の海外転勤で、初めて住んだ外国はインドネシアのジャカルタでした。
(2000年のことです)

 

そのインドネシアは世界一のイスラム教国です。
(イスラム教徒の数が世界最多の国です)

 

インドネシアに住んでみて、多分、誰もが、ちょっと驚くのがコーランです。

一日に何回か、イスラム教の聖典であるコーランが、結構な大音量で、どこからともなく聞こえてきます。

「異国に住んでいる」という実感が急激に湧いてきたのを覚えています。

 

 

インドネシアの“異国”の思い出は色々ありますが、それ以外では“一夫多妻制”があります。

 

イスラム教では、男性は4人まで妻を持つことが認められています。

日本人からすると、なかなか想像できない、理解しがたいことだとは思いますが、ところ変われば…ではないですが、そういった風習というか、文化も“異国に住むということ”として捉えていました。

(実際に、そういった人に会ったことはありませんでしたが…)

 

 

そんなことを、今、懐かしく思い返してみて…

「一夫多妻(逆に一妻多夫)とは、どうすれば成立するのだろうか?」ということを、敢えて、考えてみますと…

 

たぶん、大事なのは「公平(フラット)」なことではないかと…。

 

第一夫人、第二夫人とか、そんな順位付けはあるのかしれませんが、でもそれぞれの相手に対する気持ちは、「平等(フラット)」でなければいけないんじゃないかと…思います。

(そうじゃなければ、どれだけ法律がOKだったとしても、それぞれの夫婦関係が成り立つわけがないと思います。インドネシアの女性は、皆さん、結構、強かったですよ。笑)

 

 

それとは、とんでもなくレベルの違う話になりますが…(笑)

 

結婚相談所も、交際期間中は複数の人と交際ができます。

 

もちろん、結婚相談所の複数人交際OKは、その中からより自分に合ったお相手を選ぶためにOKなわけなので、“一夫多妻制”とは全く次元が違うのは言うまでもないことなのですが…

 

でも、一つだけ共通点を挙げるなら、

平等(フラット)でなければいけないということだと思います。

 

最終的に一人を選ばなければいけないとはいえ、交際中は、常に全てのお相手に対して、接し方も、自分の心の向き合い方も、平等(フラット)でなければいけません。

 

 

そうであるからこそ…

 

最終的に、本当に自分に合った人を見出せるのだと思います。