喜びは倍に、悲しみは半分に
2021年11月04日
一人で生きていくより、二人で生きていくほうが楽しいです。
二人でしかできない楽しいことが増えるわけですし、一人で楽しかったことは、二人になってからも続ければいいのですから。
二人になったら自分の時間が減ってしまうという人がいるけど、そんなことはないです。
寝る時間を減らせばいいとは言いませんけど、一人でいた時に、そんなに楽しくなかった時間を減らせばいいだけのことです。
一人のほうが気楽でいいという人がいますけど、二人でも気楽です。
一人でいたって、煩わしいこと、気が滅入ること、何だかざわざわすることはあります。二人になっても、それは大して変わりません。
でも、お互いに背負ってもらえます。お互いに背負わせちゃえばいいんです。
一人だったら穏やかに暮らせるけど、二人だと穏やかに暮らせないという人がいます。
でも、二人でも、心穏やかに暮らせます。
そりゃあ、喧嘩もするし、イライラすることもあるし、何だか面倒くさくなることもあります。
でも、そんな波風が立つからこそ、穏やかさ、平安さが実感できるんです。
その本当の有難みが分かるんです。
だから、もっと心穏やかになれるんです。
“二人なら、喜びは倍に、悲しみは半分に”
四半世紀の間、夫婦をやってきたものとして、その言葉を検証すると…
だいたい、あってます。