婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

「世間体」を気にした婚活をしていませんか?

 

「婚姻は、両性の合意にのみに基づいて成立し…」と憲法でも保障されているように、結婚するにあたっては、親の同意は必要ありません。が…

 

それでも、できれば親、できれば兄弟、できれば友人・知人から「祝福されて結婚したい!」と思うのが人情です。

 

それは、社会の一員としては、至極リーズナブルな想いだとも思います。

 

 

とは言え、「周りの人たちから祝福されること」が、結婚相手選びの第一義になってしまってはいけません。

 

こんな職業であれば…、こんな学歴であれば…、こんな収入であれば…、こんな家柄であれば…、親や兄弟は納得してくれるだろうし、友人知人も「すごい!素敵な人じゃん!」と言ってくれるのではないだろうか?と。

 

 

結果的に、自分が好きになって、結婚したいと思った人が「そういう人だった」なら、何の問題もありません。

 

でも、それありきで結婚相手を選んだとしたら、多分それは“間違います”

 

 

「娘さんと結婚させて下さい!」

「お父さん、お母さん、私たち結婚します!」

 

「うむ、わかった、よろしく頼む」

「あなたが選んだ人なら間違いないわ。幸せになるのよ!」

 

みたいな…

 

そんな場面は一瞬のことです。

大事な瞬間ではあるのですが、ほんの一瞬の出来事です。

 

そんな一瞬のことに拘るよりは、そこから長い長い結婚生活を、楽しく、幸せに、飽きずに暮らしていけることの方が、圧倒的に大事なことです。

 

 

今は、個人、個性、オリジナルといったことに価値を見出す時代ですが…

 

敢えて、問います。

 

それらと相容れない「世間体」を気にした婚活をしていませんか?