婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

条件を「数値化」してみる

 

自分が結婚相手に求める条件として、年齢、学歴、収入、職業、見た目、性格、カワイイか、カッコいいか、等々、「これ!」といったものがあると思いますが…

 

「絶対にこれだけは譲れない!」「10点中10点でなければダメ!」という考え方で婚活に臨むと、苦戦は必至です。

 

 

100歩譲って…

「これだけは絶対に譲れない!」というのは、まだいいです。でも「10点中10点」というのは、できれば「10点中8点」ぐらいまでは範囲を広げた方が、楽に婚活ができます。
もっと言うと「可能性が広がります」

 

「でも…、それって“妥協”するって、ことじゃないの?」と、婚活をする方にとって最も忌み嫌われる??禁句に聞こえるかもしれませんが…

 

ハッキリ言います。そうではありません。

 

結婚は、何か一つだけ突出した「これ!」という条件が満たされさえすれば、「それで何もかも解決!」というものではありません。

 

結婚はあくまでも、総合点です。

 

 

例えば、お相手は「高収入の人」という条件で婚活していて、結果として年収1500万円の人と結婚できたとしても、家事や育児を全くやってくれない、そもそも性格が合わないといった人であったなら“総合的に”その結婚が幸せだとは言えないはずです。

 

むしろ年収は1000万円でも、家事も育児も積極的にやってくれる人。自分の思っていることを、先回りするぐらいの勢いで理解してくれて、共感してくれて、時には自分が「はっ」とするようなことを言ってくれて、新たな気づきをくれる人の方が、たとえ年収500万円DOWNでも、その違いは500万円どころではありません。

 

 

でも、そんなことは…

 

私がここで敢えて言わなくても、婚活している皆さんは「本当は分かっていること」なのだと思います。

 

何か一つの条件に拘り続けても、それが必ずしも「幸せな結婚とイコールではない」ということを。

 

ですので、もし、婚活中に、「年収1500万円の人と、1000万円の人、どっちがいい?」と悩むような場面があったとしたら…

 

一度、条件を「数値化」してみて下さい。

 

 

例えば…

 

「年収」は、1500万円の人は10点中10点、1000万円は8点。

だけど、「性格」は、1500万円の人が8点、1000万円が9点。

「見た目」は、1500万円の人が7点、1000万円が9点。等々…

 

そうやって、総合点で判断してみて下さい。

(あくまでも、自分の心の中だけでやってくださいね!笑)

 

 

決して数値が絶対というわけではありませんが、「本当は分かっていること」を、一度、冷静に「数値化」してみることで、「その先までも見通せる判断」が出来易くなると思います。

 

 

条件を「数値化」してみる