婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

1回目のお見合いを振り返ってみて

 

結婚相談所に入って1回目のお見合い。

皆さん誰もが、少なからずの緊張感を持って臨まれます。

前の日からドキドキする人もいれば、直前になって急激に緊張してくる人もいます。

ですが、入学試験や就職試験の面接ではないので、少々「失敗」しても構いません。

あまり上手く話せなくても、笑顔がぎこちなくても、そんなに気にすることはありません。

なぜなら、お見合いは、自分が面接されるのと同時に、自分が相手を面接する場でもあります。

(とはいえ、上から目線はいけません(笑)あくまでも謙虚に相手を見極めて下さいね)

 

前段が長くなりましたが…
本題の「1回目のお見合いを振り返ってみて」について、ちょっとお話ししたいと思います。

 

お見合いの1回目は、漫才のM1グランプリの1組目に点数をつけるようなもので…

他の人との比較ができないので、本当に難しいです。

 

全く話が合わない、生理的に難しい、と感じたら、断る判断ができますし、逆に、“ひとめぼれ”に近いものであったら、交際を希望する判断はできます。

 

ですが、「いい人そうだけど…」「楽しかったけど…」「リラックスできたけど…」と、悪くはなかったけど「どうなんだろう?」…と感じた時は、判断が難しくなります。

(たぶん、過半数以上の方が、このような感想を持たれるような気がします)

 

イー・マリッジでは、そういった場合は、交際に進んで、もう一度会ってから判断するように勧めますが、あくまでも最終的に判断するのは会員様ご自身です。「1回目からいい人に出会えた!」と思って交際に進むか、「1回目からこれくらいの人に出会えたのだから、次はもっといい人に出会える」と思ってお断りをするかは、その方次第です。

 

私は、そのどちらの判断も間違ったものだと思いません。

 

会員様の中には、婚活中に「今考えてみると1回目にお会いした方が1番良かったような気が...」と、おっしゃる方がいらっしゃいます。(婚活にちょっと疲れた時の弱音で言われるのですが…)

まだ純真無垢(?)の頃に、最初に経験したことが、最も美しいことだったように、1回目のお見合いを美化してしまうのでしょうか…

 

ですが、それはハッキリ言って勘違いです。

 

世の中には、いい人、素敵な人、自分に合う人は、実は沢山います。
ですが「運命の赤い糸」の相手は、最終的に出会う人だけです。

婚活に「失敗した…、あの人にしておけばよかった…」なんて、後悔する必要は全くありません。
本当の「運命の赤い糸」の人は、まだこの先にいる人です。