『高望み』なんて“概念”は、一旦、忘れてみたらどうでしょうか?
2024年05月23日
辞書で『高望み』の意味を調べてみますと、
“身分や能力以上の高い望みをもつこと。分不相応な望み”とあります。
そして、その『高望み』と切っても切れないのが「婚活」です。(??)
入会案内の席で、お相手への希望条件をお伺いしていると「これって高望みでしょうか?」と聞いてこられる方は、結構な割合でいらっしゃいます。
私個人としては、その“感覚”は、いいことだと思っています。
自分に自信が無さ過ぎたり、謙遜し過ぎたり、卑屈になるのはいけませんが、その“感覚”が「謙虚」の範囲であるのなら、むしろ婚活では武器にさえなります。
ですが、敢えて言わせて頂きますと…
少なくとも「高望み」なんて“概念”は、一旦、忘れてみたらどうでしょうか?
「光る君へ」の平安時代の貴族の世界なら分からなくもありません。
「どこかの国の王族と結婚したい!」と言っているのなら、ちょっと分からなくもありません。
でも、現代の日本においては、もはや、そんなことは全く危惧するところではありませんし、そもそも夫婦になるにあたって、どちらか上で、どちらが下みたいなことは一切ありませんし、あってはいけません。
例えば、周りから、ちょっと面白おかしく、美女と野獣、不釣り合い、玉の輿、逆玉、アンマッチ等々と揶揄されるようなカップルがいたとしても、
当人同士は、お互いに、確固たる、惹かれ合うもの、補い合えるもの、分かち合えるものがあったから結婚したはずです。
そこには、『高望み』なんて“概念”は、これっぽっちも存在しなかったはずです。
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