婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

『高望み』なんて“概念”は、一旦、忘れてみたらどうでしょうか?

 

辞書で『高望み』の意味を調べてみますと、

 

“身分や能力以上の高い望みをもつこと。分不相応な望み”とあります。

 

 

そして、その『高望み』と切っても切れないのが「婚活」です。(??)

 

入会案内の席で、お相手への希望条件をお伺いしていると「これって高望みでしょうか?」と聞いてこられる方は、結構な割合でいらっしゃいます。

 

私個人としては、その“感覚”は、いいことだと思っています。

 

自分に自信が無さ過ぎたり、謙遜し過ぎたり、卑屈になるのはいけませんが、その“感覚”が「謙虚」の範囲であるのなら、むしろ婚活では武器にさえなります。

 

 

ですが、敢えて言わせて頂きますと…

 

少なくとも「高望み」なんて“概念”は、一旦、忘れてみたらどうでしょうか?

 

 

「光る君へ」の平安時代の貴族の世界なら分からなくもありません。

 

「どこかの国の王族と結婚したい!」と言っているのなら、ちょっと分からなくもありません。

 

でも、現代の日本においては、もはや、そんなことは全く危惧するところではありませんし、そもそも夫婦になるにあたって、どちらか上で、どちらが下みたいなことは一切ありませんし、あってはいけません。

 

 

例えば、周りから、ちょっと面白おかしく、美女と野獣、不釣り合い、玉の輿、逆玉、アンマッチ等々と揶揄されるようなカップルがいたとしても、

 

当人同士は、お互いに、確固たる、惹かれ合うもの、補い合えるもの、分かち合えるものがあったから結婚したはずです。

 

 

そこには、『高望み』なんて“概念”は、これっぽっちも存在しなかったはずです。