結婚を維持させる為に必要なこと
何年も付き合って、何年か同棲もしてみて、そして結婚したとしても…
離婚する人たちはいます。
“結婚というかたち” を維持させるために必要なことは、結婚前に「お互いのことをよく知っておくこと」というわけでもないということです。
そういった意味では、結婚相談所で結婚するということ=「お互いを、あまりよく知らない」ということです。
お見合いしてから3ケ月から半年で成婚。そこから実際に籍を入れるまでの期間は人によって違いますが、それでも、少なくともトータル1年以内です。
知り合ってから、たった、それだけしか、時間を共有してないわけですから、お互いがお互いのことを、あまり知らなくて、当然です。
でも、だからといって、お見合いで結婚した人たちの離婚率が、長い交際期間を経て結婚した人たち(恋愛結婚)の離婚率よりも高いか?といったら、そんなことはありません。
一説には、逆に、「お見合い結婚の離婚率は低い!」などと言われたりもしますが(業界関係者??)、そんなこともなくて、たぶん同じようなものだと思います。
つまり…
「お互いがお互いのことをよく知っている」ということが、結婚を維持させる為に、必ずしも重要ということでもないということです。
世間の離婚理由の、押しも押されぬ(?)第一位は「性格の不一致」です。
でも、それも…
「結婚前に、もっともっと、相手の性格を分かっていれば、こんなことにはならなかったのに…」といった、単純な話でもないと思います。
なぜなら結婚相手は、親でもなければ兄弟親戚でもない「育ってきた環境が違うから~」の全くの別人格ですから、そもそも最初から、一致するわけがないんです。
結婚を維持させる為に必要なことは、事前に共有した時間の長さではなく “これからの時間の中で” お互いがお互いの違いを「もっと知りたい!」と思って、その違いを認め合って、是正し合って、折り合いを付けていくことです。
「それを、結婚の喜びと感じられるか?」
それが全てだと思います。
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