お見合い写真のきみ
普段、街を歩いていて、テレビを観ていて、イケメン、美女、自分の好みのタイプの人を見かけたら、自然とテンションが上がるものです。(私だけ?笑)
ですので、お見合い相手(=結婚相手候補)を選ぶためのプロフィール検索をしていたのなら尚更、「この人!」と思う写真に出会って、テンションが爆上がりしないわけがありません。
「この“お見合い写真のきみ”と会いたい!」と、心の底から思うはずです。
ですが残念ながら、先にお伝えしておかなければいけないことがあります。
その写真と、実際の人物は違います。(んっ??)
もちろん全くの別人ということではありません。でも…
ヘアースタイルが違います。
メイクが違います。
肌の色つやが違います。
多少は目の大きさが違うかもしれません。
写真ほど自然な笑顔じゃないかもしれません。
そんな神々しく光り輝いてはいないかもしれません。等々。
でもそれは仕方のないことです。
結婚するための、婚活のための、お見合い写真なのですから、最高のカット、極上のカット、奇跡のカット(??)を見てもらいたいと思うのが、人情というものです。
ですが、そもそも…
いつでも、どこでも、どんなときでも、夫(妻)の“最高のカット”も“そうでないカット”も、永遠に見続けるのが結婚(生活)というものです。
さだまさしの『関白宣言』の♪俺より先に寝てはいけない。俺より後に起きてもいけない♪なんて結婚生活はありえませんから(今の時代なら完全なハラスメントです。笑)、夫(妻)の寝ぼけた顔、起き抜けの顔も絶対に見ることになります。
なので、お見合い写真は、あくまでも“追い風参考”??程度です。
大切なのは、実際に会って話してデートして分かり合って深め合った結果、
いつでも、どこでも、どんなときでも、お相手のことが“お見合い写真のきみ”に見えるようになるかどうか?です。
本当に好きになれば、余りあるぐらいに、そう見えてくるはずです。