質問は “キッカケ” にすぎない
「休日は何をして過ごされていますか?」
「どのような趣味をお持ちですか?」
「食べ物は何が好きですか?」
「どのようなお仕事をされていますか?」
「どちらのご出身ですか?」
「ご家族は?」
「ご兄弟は?」
「好きな季節は?」
「どんな子供でしたか?」
「小さい頃の夢は?」
「学生時代に得意な教科は?」
「好きなテレビ番組は?」
「好きなお笑い芸人は?」
等々々々々々々々々、そんな感じで“ただ質問だけ”し続けると…
「お前はストーカーか!」となってしまいますので気をつけましょう!(笑)
とは言っても、お見合い前に臨むにあたって、いくつか質問を準備しておくことは間違ってはいません。むしろNo Questionで臨んではいけません。
ですが、ただ単に、
用意していた質問を、一方的に投げかけるようなことがあってはいけません。
今さら言うまでもないことですが、お見合いはキャッチボールです。
ですので、準備してきた「質問集」はあくまでも、その会話のキャッチボールを始めるキッカケに過ぎません。
又、もっと言うと、その質問の答えなんて、どうでもいいこと(??)です。
“どうでもいいこと”と言ってしまうと、ちょっと語弊があるかもしれませんが…(笑)、ですが、あくまでも質問は、それを起点として、そこから会話を広げていくため“だけ”のものです。
ですので、大事なことは、質問の数を多く準備することではなく、その質問に関連した「自分の答え」を多く準備しておくことです。
例えば、「好きな食べ物は?」の質問なら、
「自分は何の食べ物が好きなのか?」
「なぜその食べ物が好きなのか?」
「その食べ物の良さは何なのか?」
「その食べ物に関するエピソードは?」
「その食べ物の作る方は?」
「その食べ物を食べさせてくれるお店は?」等々々々々々々々々
といった、多角的、網羅的に、その関係する“事柄”を、準備しておくことが、会話を広げるために、最も大事なことです。
ついつい、お見合いと言えば「質問」となりがちですが…
質問はあくまでも「コミュニケ―ションを図って、お互いのフィーリングを確認するため」のキッカケに過ぎないということをくれぐれも忘れないように。
お見合いの“基本のキ”です。