婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

突撃!カネオくん(??)

 

結婚するには“お金”が必要です。

 

婚約指輪、結納、結婚指輪、結婚式、新居、家具家電、新婚旅行等々。

 

そういった、いわゆる“ブライダル”に掛かった2021年の平均費用は371.3万円だったそうです。(リクルートブライダル総研調べ)

 

 

それを聞いて「高っ!」と思うかもしれませんが、そんなものは、未だ序の口です。結婚に必要な“お金”の、ほんのプロローグに過ぎません。

 

本番は結婚してからです。

 

 

月々の生活費はもちろんのこと、子供ができれば教育費が掛かりますし(その前に出産費用も掛かります)、家族が増えれば、その規模に合わせた住居にしていかなければいけませんし、場合によっては購入することも考えなければいけません。

 

「えっ~、それって一体いくら掛かるの~、もう考えたくもない…」といった気持ちになるかもしれませんが、それでも敢えてお伝えしておきますと…

 

一般的に、一生に必要なお金(一世帯当たり)は3億円と言われています。

(りそな銀行調べ)

 

 

「えっ~、そんなに~」と、その数字を聞くと、さらに暗澹たる気持ちになるかもしれませんが、でも…

 

生涯年収の平均は、大学・大学院卒の男性で2億7,000万円、高校卒で約2億1,000万円と言われています。(三菱UFJ調べ)

 

 

「え~っ、でも自分は、そんなに貰えないよ~」という方もいらっしゃるかもしれません。

 

もしかしたら、それを聞いて、「もう結婚はいい!」「メンドくさい!」「しなくていい!」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 

 

それはそれで一つの考え方だとは思いますが…

 

でも、それでも、「どうすれば、結婚できるだろう?」と、一度だけ、具体的なお金(=数字)に落とし込んで考えてもらいたいと思います。

 

 

自分一人の収入だけで難しいのであれば、共働きというのも一つの考え方ですし、今より給料の良い会社に転職するというのも一つの考え方ですし、その収入の範囲で出来る生活をするというのも一つの考え方です。

 

決して、「そのどれかにしなさい!」と言っているわけでは、全くありません(笑)

 

 

言いたいのは…

 

ただ単に「なんだか無理そうだから…」と“なんだか”で終わらせるのではなく、一度、“具体的なお金”で“具体的な生活”で考えてみて欲しいと言うことです。

 

その上で「結婚するかしないか?」を決めればいいと思います。

 

 

今は先が見えない世の中で“なんだか”色々なことが不安に感じます。

 

ですが、そこで“なんだか”で終わらせるのではなく、一度は「現実を見てみる」(結婚ならお金を考えてみる)ことが大事です。

 

少々、面倒でも、嫌でも、怖くても、それをやってみることで、実は不安が解消されることもあると思いますし、新たな未来が、見えてくることもあると思います。