婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

結婚とお金(その2)〜結婚生活を始めるのに必要な年収〜

 

「希望される、お相手男性の年収はどれくらいとか、ご希望はありますか?」

「できれば…、年収800万円以上の男性がいいです」

 

これは、入会案内に来られた方との、”ごくごく日常”の質疑応答風景です。

 

先に言っておきますと、ここでは、その“金額”について、良いとか悪いとか、間違っているとか、身の程知らず(笑)とか、そういったことを議論するつもりは全くありません。

 

年齢が若い人であれば、もっと少ないこともありますし、ある程度年齢がいっていれば、もっと高い金額を希望される方もいらっしゃいます。

中には、年収は「いくらでもいいです」と言われる方もいらっしゃいます。

 

お相手に求める収入に関しては、その人、その人の“お金の価値観”によりますので、千差万別です。

 

とはいえ、実際のところ年収は「どれくらいあったらいいのか?」ということを、今日は、ちょっと真面目に検証してみたいと思います。

 

これも、先に言っておきますと「お金はあればあるほどいい」というのは、たぶん、紛れもない事実なのだとは思いますが…

 

ですがそれでは、検証ができないので…

とりあえず、今の、この日本で、首都圏で(イー・マリッジは東京にありますので)、どれくらいの収入があれば、それなりに幸せが感じられて、年に1回か2回は旅行ができて、子供を無理なく育てられて、ローンを組めば家を持つことができる生活を送ることができるのか?を、まず一つの“基準”として考えていきたいと思います。

 

 

【生活するのに必要なお金】

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*東京都が公表している2019年度の「家計収支(月)」

(平均世帯人員2.92人、世帯主平均60.8歳)

 

東京で、家族3人で暮らしていくのに、1か月に33万円弱掛かるということです。

年間で考えると、33万円×12か月=396万円必要になります。

但し、33万円は「実支出」になりますので、それに税金と社会保険料等が必要になってきます。なので大体それの1.25倍くらい掛かり、年収(税込み)で、396万円×1.25倍=約495万円が必要ということになります。

 

ですが、上記の金額で一つ問題がありまして…

住居の支出金額が23,613円となっています。

 

「えっ?こんな金額で東京に住めるの?」と思われるかもしれませんが、実は、この金額は、持ち家を持っていて、ローンも終わっていて、月々のメンテナンスや、管理費だけといった世帯も含んでいるので、そういった低い数字になっているのです。

 

なので、家賃や、住宅ローンがあれば、その分を、33万円に上乗せしなければいけません。

(え~!さらに必要なの?と、ショックを受けられる方もいらっしゃるかもしれませんが…)

 

ですが、結婚して、子供が生まれるまでに限って考えると、「家賃以外の支出」について(32.6万円-2.3万円=30.3万円)は、2人分でいいわけですから、3分の2まではいかないとしても、その5分の3ぐらいの18万円強ぐらいで済むのかと思います。

 

ですので、仮に家賃12万円の家に住んだとしても合計支出が30万円ぐらいで済みます。

(あくまでも子供が生まれる前までですが…)

 

年間支出金額は、30万円×12か月=360万円。

必要な年収(税込み)は、それの1.25倍で450万円になります。

 

ということで、とりあえず、年収450万円以上あれば、東京で新婚生活が始められるということになるのではないかと思います。
(もちろん、結婚式や新婚旅行、敷金礼金、新生活のための家具代などの費用は別です)

 

ただ…

それで本当に「それなりに幸せが感じられて…」といった生活が可能なのか?は、また次回以降検証してみたいと思います。