婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

「恋愛と結婚は別」と書いた真意をもう少しお話したいと思います。

 

一昨日のブログ(恋愛と結婚は別 ~「恋愛経験が少ない方のための特別コース」新設しました~)で、まさにそのタイトルに使っていた「恋愛と結婚は別」について、その後、少々反響がありまして…。

ですので改めまして、その「真意」をお話ししたいかと思います。

 

 

「恋愛と結婚は別」3つ目の意味

 

そもそも、一般的に、「恋愛と結婚は別」の意味の捉え方は二つあります。

 

一つ目は、実際に結婚してみたら、恋愛の時のような、甘くて、楽しく、いいことばかりではなく、現実は、全然シビアなものだった!。といったような意味での捉え方です。

 

二つ目は、独身時代は、自分のタイプで、見た目重視で、一緒にいて、ただ楽しくて、しかも他人に自慢できる人と付き合うけれど、実際に結婚する相手は、そんなに自分のタイプというわけではなくても、見た目もそうではなくても、堅実で、経済力があって、家庭的な人!。と、そんな意味での捉え方です。

 

ですが、先日のブログで私が書いた「恋愛と結婚は別」の意味は、その二つとも違う、私が独自で作った“三つ目の意味”です。
(独自と言っても、そんな大したことはないのですが…笑)

 

「誰かと付き合う」「恋人を作る」「恋愛をする」といったことと、「結婚する」といったことは、全く別の「プロセス」だということを言いたかったわけで…

 

今の時代は、どうしても、「恋愛のその先に結婚がある」といった順番の“プロセス”が、なんだか“あるべき姿”のように一般的に考えられているような気がするのですが…

 

実際には「そんなことはないよ!」「切り離して考えていいんだよ!」と、声を大にして言ってあげたい。と、お見合いおばさんとしては、常日頃、思っている次第です。

 

 

恋愛経験の多さは「天性のもの」だけじゃなく「運」にもよる

 

やっぱり、どうしても「恋愛経験豊富な人」というのは、キャラクター的には、それなりに人間関係の作り方が上手かったり、良い意味でこなれている人だったり、環境的には、学校や職場で異性とコミュニケーションを取る機会が多かったり、異性の数に対して、自分が数的にマイノリティーの状況にいることが多かったり…。
そういった、ちょっと「天性のもの」や「運」があった人が、そういう人なのではないだろうか?と思います。

 

なので、「そうでなかった人」は、恋愛経験が少なくても仕方ないわけです。

(世の中の大体の人が、そうでなかった方だとは思うのですが…)

 

ですので、「恋愛経験が少ない」=「そう簡単に恋人ができない」=「結婚ができない」と、そんな短絡的に考えては欲しくないということです。

 

だから、ハッキリと「恋愛と結婚は別」と、言っておきたかったんです。

 

 

恋愛経験が少ない人が結婚するために

 

なぜなら、結婚する人の半数以上が、「お見合い結婚」で結婚していた1970年ごろまでは生涯未婚率は僅か2~3%ぐらいだったのですから。

 

その当時の人たちの誰もが、今の時代の人たちと比べて恋愛経験が豊富だったわけでは絶対にありません。

 

お見合いおばさん(おじさん)たちが大活躍?していたからです!(だと思います。笑)

 

ですので、そのお見合いおばさん(おじさん)の流れを汲む、現代の結婚相談所は、そういった「恋愛経験の少ない人」のために、存在していなければいけないと思っています。

 

と、いったことを言いたかった次第です。(話が長くなり、すみません)