やさしい男には気をつけろ!
結婚相談所で婚活をされている女性に、「お相手に求めるものは?」という質問をすると、間違いなくダントツの一位に輝く答えは「やさしい人」です。
その答えは、とても良いと思います。
たとえ本心では「お金持ちの人!」「イケメンな人!」「将来有望な人!」といった思いがあったとしても…(笑)、そうではなく「やさしい」という、人として「最も価値のあるもの」を真っ先に挙げるのは、本当に良いことです。
ただ…
ふと思い出してみると、私たちの親の世代ぐらいまで遡ると、「漢は黙って」「男子厨房に入らず」「不言実行」等々みたいなところもまだ残っていて…
「やさしい」を、むやみやたらに表現することに抵抗を持っていた男性もいたというか…、そんな風潮もまだ世の中に残っていたような気がします。(今となっては考えらえない前近代的なカルチャーですが…)
でも、そこから、昭和、平成、令和と時代は移り変わり、今では、「やさしい」という価値観が、あたり前になり、名実ともに認められるようになり、やっと日本もグローバルスタンダードに追いついてきた!と言えるのかと。
ただし、婚活の場に置いて、一つ気をつけて欲しいことは…
“それ”だけを、盲目的に信じてはいけません。
男女問わず、誰もが素直に、相手に対して、やさしさを表現できることは本当に良いことです。素晴らしいことです。
でも大事なことは、相手の本質的な部分の「やさしさ」を見てあげることです。
どうしても、結婚相談所の婚活というのは短い期間で行いますので、「分かりやすさ」に目移りしがちになってしまうものですが…
ですが、極論を言うと、表現することは、訓練すればある程度はできるようになります。でも訓練しても、そんなに上手くできない人も沢山います。(男女共です)
「“漢は黙って”の世界まで戻って」とは言いませんが…
表面的に分かりやすい「やさしさ」だけでなく、その奥にある「やさしさ」まで、「なんとか、頑張って見てみよう!」という、その気持ちが、間違いなく失敗の無い結婚に繋がるはずです。
次回、「やさしい女には気をつけろ!」に続きます→

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