婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

海外に住んだら、その国のカレンダー

 

昨日、トヨタ自動車が富士山の麓に未来の実験都市を作るというニュースをやっていて、それを豊田章男社長が説明している姿を見ていて、「休みの日なのに大変だな〜」と、一瞬思ったのですが、「いやいや、この人たちは普通に出勤日じゃん」ということを思い出しまして…
(かつて私の夫も、祝日が休みではない同業界で働いていたので…)

 

ですので、我が家は長い間、祝日=休みという概念は無かったのですが…
(最近、だいぶ感覚が戻ってきたということなのかと…笑)

 

とはいえ、世の中には、土日祝日が休みじゃないという仕事は沢山あって、土曜日働いている人は55%、日曜日働いている人は34%いらっしゃいます。(社会生活基本調査報告)

 

ただ、結婚相談所での婚活は「短期間でお互いを深く知る」のが一つの特徴ですので、みなさん、なるべく「休みの日が合う人」を選ぶ傾向にはあります。

 

ですが、結婚してからは、その生活が変わらないとは限りません。

結婚したお相手が、海外転勤とかになると、その状況は変わってきます。
(海外ではその国のカレンダーで働く会社が多いです)

 

私が、夫の転勤に伴って海外で暮らした時の、最初の違和感は、「休みが日本と違うんだ…」と言うことでした。
(あたり前といえば、あたり前のことなのですが…笑)

 

たぶん、日本と同じお正月休みというものがある国はほとんどなくて…

 

それに準ずる休みは、欧米ならクリスマス休暇、私がいたインドネシアはレバラン(断食明けの休み)、シンガポールはチャイニーズニューイヤー、インドはディワリ(ヒンドゥー教のお祝いの休み)と、全く日本の休みとは重なりません。

 

ですので、10年近くの海外生活の間、お正月を日本で過ごしたという記憶はほとんど無くて…。

 

実際に、そういった生活をしていた時は、「それが普通」ではあったのですが、今思えば、結婚前に自分が思い描いていた生活とは、ずいぶん違ってたな〜と。

 

 

でも、自分が思い描いていた生活と違うのも、結婚の醍醐味なのか…とも。