周りを見る
「海外」に初めて住むことになった1999年のインドネシアは、(すみません、失礼なのですが…)当時の日本人がイメージする、いわゆる、まだ「発展途上国」であったのだと思います。
外国人の家庭には、ほぼ全て、メイドさん、運転手さんがいて、お給料は住み込みの場合で3千円ぐらい(運転手さんで5千円ぐらい)でした。
ゴルフも平日だと、千円ぐらいでプレーできて、駐在員の奥さんたちとランチする、ローカルの中では高級な方のレストランでも、せいぜい数百円でお腹一杯といった感じでした。
今から20年前ぐらいまでは、もっとも発展途上国(すみません何度も…)のメリットを外国人が享受できる時代だったのだと思います。
ですが、それから約10年後の2010年頃には、ジャカルタの駐在員奥さんから話を聞くと、ゴルフが千円、高級レストランが数百円、メイドさんの給料が3千円なんてことは、夢のまた夢で…、「物価」は、その何倍にもなっているとのことでした。(今はもっと高いとのことです)
それに比べて、日本は…
ゴルフって、バブルの頃は何万円もしたけど、今は数千円でできるところもあるし、私がOLをしていた云十年前?は、千円のランチがあればお得な方だったのに、今はワンコイン(500円)のランチも結構ある。サラリーマンの給料は、バブルの頃の方が高かったような…?
一昔前までは、日本の方が…と思っていたことが、実は“そうではない”という事実に気づかされることがある。
ついつい、目先のことに精一杯で、周りのことを見る余裕が無くなっていると、いつの間にか…ということが、往々にしておこっていることに、改めて気付かされて…
心にゆとりを持つ。自分だけを見ない。周りをよく見る。大切なことかと。
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