婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

人工的なモノ

 

「人工的なモノ」に嫌悪感を抱く人は多いのだと思います。

 

私たちの子供の頃には、食べると、舌に色が付くような、過度に色鮮やかな食べ物が結構あったような記憶があります。

そういった着色料以外にも、甘味料、調味料等々…「人工的なモノ」が溢れていた時代があって。

 

全てが、体に悪いという訳ではなかったとは思いますが、おそらく、健康志向や、時代のニーズとともに、「自然なモノ」に置き換わってきたのかと…

 

なので、「人工的なモノ」よりも、「自然なモノ」が良いという…
そんな感覚を、私たちは、潜在意識の中に、持っているような気もします。

 

結婚相談所を利用するにあたって、「自然なモノ」ではないという“ためらい”を感じられる方もいらっしゃると思います。

 

自然に出会って、自然に好きになって、自然に結婚を意識して、自然に結婚する。

それが結婚の「理想の姿」だと…。

 

ただ、もしその思いに、どうしようもなく捉われて、動けなくなってしまっているのなら、
もうちょっとだけ、その内側にあるものを想像してもらいたく…

 

結婚しているカップルの歩みというのは、傍から見て、どんなに「自然」に見えていても、
間違いなく、その「内側」には、少なからずの何かしらの“人口的な意図”が働いて、
そういう状況になっていったはずです。

 

それは、決してネガティブな意味合いのものではなく、むしろ、恋愛、婚活を成り立たせるためには必要不可欠な“人工的な意図”です。

 

「自然なモノ」とは何か?「人工的なモノ」とは何か?

 

もう一度、考えてみて欲しいと思います。