人工的なモノ
2020年06月03日
「人工的なモノ」に嫌悪感を抱く人は多いのだと思います。
私たちの子供の頃には、食べると、舌に色が付くような、過度に色鮮やかな食べ物が結構あったような記憶があります。
そういった着色料以外にも、甘味料、調味料等々…「人工的なモノ」が溢れていた時代があって。
全てが、体に悪いという訳ではなかったとは思いますが、おそらく、健康志向や、時代のニーズとともに、「自然なモノ」に置き換わってきたのかと…
なので、「人工的なモノ」よりも、「自然なモノ」が良いという…
そんな感覚を、私たちは、潜在意識の中に、持っているような気もします。
結婚相談所を利用するにあたって、「自然なモノ」ではないという“ためらい”を感じられる方もいらっしゃると思います。
自然に出会って、自然に好きになって、自然に結婚を意識して、自然に結婚する。
それが結婚の「理想の姿」だと…。
ただ、もしその思いに、どうしようもなく捉われて、動けなくなってしまっているのなら、
もうちょっとだけ、その内側にあるものを想像してもらいたく…
結婚しているカップルの歩みというのは、傍から見て、どんなに「自然」に見えていても、
間違いなく、その「内側」には、少なからずの何かしらの“人口的な意図”が働いて、
そういう状況になっていったはずです。
それは、決してネガティブな意味合いのものではなく、むしろ、恋愛、婚活を成り立たせるためには必要不可欠な“人工的な意図”です。
「自然なモノ」とは何か?「人工的なモノ」とは何か?
もう一度、考えてみて欲しいと思います。