完璧なあなたへ
ここ1ヶ月ぐらい、家の給湯器が動かなくなることがあります。
最近、台風が多いせいか、強い雨風にさらされて、どうやら給湯器の中に水が入るようで…
最初に動かなくなった時に、ネットで調べてみると、
「雨が止んで数時間経ってから、電源コードを抜き差しすると、復活することもある」と。
試してみると、まさに“ネット様様”。その通り復活しました。
ですが、その後も、雨が降るたびに、動かなくなり、そのたびに電源コードの抜き差しを繰り返していましたが、だんだんと、その復活するまでの時間が長くなっていきました。
最初は雨が止んで1~2時間で復活したのが、一昨日は10時間。
「これは、もうだめだな~」と思って、今日、ガス屋さんに来てもらいました。
原因はどうやら、給湯器のケースが変形していて、前面の蓋部分が完全に閉じず、隙間ができていたようです。
変形したケースを元の形に戻そうとしても、全体のバランスが崩れ、なかなか上手くいかず、最終的には、隙間の部分をパテで埋めて、その上から防水テープを貼る処置をしてもらいました。
その話を夫にすると、
「まあ仕方ないけど~、それって応急処置で、恒久対策じゃないよね…」と。
何を言うとるんだ偉そうに(怒)、今は大変な人たちがいっぱいいるのに、取り合えず、お湯が使えるだけでもありがたいと思いなさい!と心の中で思いつつ…
(まあ、ちょっとフォローすると、夫も悪気があって言っている訳ではないのですが…)
でも、自分も若いころは、今よりは、もう少し「完璧を求める」といったことも、あったような気もします。
(恒久対策云々…とまでは流石に言わなかったと思いますが…)
ですが、歳を重ねるうちに、自分の中での完璧を求める範囲にも、余裕がでてきて、むしろ、完璧な元の姿に戻すことよりも、修復し、手直し、今のそれ、そのものを受け入れていくことの方が、素敵なことかなと、思えるようになりました。
給湯器の故障の話から、かなり飛躍してしまいましたが…笑
それは、婚活にも言えることなのかなと…いう気もします。
誰もが、婚活を始めた頃は、お相手に対して「完璧」を求めようとするのではないでしょうか…
でも、婚活をしていくうちに「完璧」であるということが、必ずしも、幸せになるための条件ではないということに気づかされる…そういった時もあるのだと思います。