プロポーズは男性がするもの?
2019年06月25日
女性会員様とお話ししていて、ちょっとだけ、引っかかりを覚えることがあります。
「プロポーズしてくれたら、お受けするつもりでいます。」
交際が順調に進んでいて、お相手のことを全て受け入れるつもりになっているからこそ、出てくる、幸せに満ちた言葉なんだとは思いますが…
ただ、ちょっと、ネガティブな捉え方をすると「主導権はあなた」といった、どこか他力本願的な感覚でいるのではないか…と、感じてしまうことがあります。
自分だけを愛してくれる「王子様」から、求められて結婚する。
子どもの頃から見てきた、映画やドラマにあるような、夢のようなプロポーズシーンに対する憧れを持っていらっしゃるのかもしれません。
また、昔ながらの価値観で、夫が外で働き、妻が家庭を守るスタイルの結婚生活をイメージして、女性としては「望まれて」「求められて」…という考え方もあるかもしれません。
ですが、結婚は、どちらかが「一方的に」養ってもらったり、支えてもらったりするものではありません。
たとえ経済的には男性の負担の方が大きかったとしても、結婚というものは、精神的にも、夫婦としての支え合いの面でも、対等でなければ成り立たないものです。
決断する前に、もう一度「結婚のありかた」について、考えてみても良いのではないかと思います。
「私はあなたに、何をしてあげられるのか?」と。
そんな風に、少しでも考えることができたら…
もっとポジティブに、謙虚に、より「喜び」を感じられて、プロポーズを受けることが出来るような気がします。