婚活と就活
2019年06月02日
今から半世紀ぐらい前、まだ、お見合い結婚が恋愛結婚よりも多かった頃は、積極的に「結婚したい!」と言ったら、なんだか「恥ずかしいこと」、ちょっと「はしたないこと」と、思われる時代がありました。
ですが、「婚活」という言葉が、世間一般に使われるようになった今は、男女関係なく、誰もが、堂々と「結婚したい!」と公言できるようになりました。
結婚という、人生にとって最も大事なことの一つに、自分の意志をはっきりと示せる、世の中になってきたことは、本当に素晴らしいことだと思います。
「婚活」という言葉の由来になっているのは「就活」です。
「就活」の目的は、就職することです。好きなことを仕事にする人もいるかもしれませんが、高校や大学を卒業して、みんなが就職するから自分も…という方も多いのだと思います。
ですが「婚活」の目的は「就活」とは違います。
結婚をすること自体が目的ではなく、ましてや、周りのみんなが結婚するから自分も…といったことではいけません。
結婚は、本来、好きな人と一緒にいたいから、だから結婚という制度を利用するといったものであるべきです。
間違っても、「婚活」を「就活」感覚でやらないよう、気をつけましょう。