婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

「私ばかりが頑張ってる?」と感じたときに

 

先日のブログで、

「お相手のことを『なんだかいいな』と思い始めると、不思議とそれと比例するように、不安も顔を出してきます。」

という記事を書きました。

 

これは本当に多くの方が感じることです。

「楽しいと思ってくれているのかな?」
「私のこと、どう思ってるんだろう?」と、不安がむくむくと湧き上がってくることがあります。

 

そんな中で、よく耳にするお悩みのひとつが

「お相手があまり話してくれない。私ばかりが頑張って喋ってる気がする」というものです。

 

たしかに、おしゃべりが弾むと安心しますよね。会話が盛り上がっていると、「楽しんでくれているんだな」「私に好意があるのかな」と感じられて、心が軽くなります。

 

でも…少しだけ視点を変えてみてほしいのです。

 

もしかしたら、そのお相手はもともとおしゃべりが得意なタイプではないのかもしれません。

言葉よりも、表情や態度で気持ちを伝えるタイプかもしれません。

 

あなたのお話を、にこにこしながら聞いてくれたり、共感したり、うなずいたりしてくれていませんか?

それも立派な「あなたを大切に思っているサイン」だと思います。

 

「私を好きなら、もっと楽しませてくれるはず」

そんなふうに思ってしまう気持ちは、決して悪いことではありません。

でも、その気持ちの裏側には、「相手に楽しませてもらうのが当たり前」という前提が隠れていないでしょうか。

 

恋愛も、結婚も、どちらか一方が頑張るものではありません。

お互いを知ろうとし、お互いに寄り添いながら、関係性を育てていくものです。

 

「お相手が私を楽しませてくれるか」だけでなく、「私はお相手とどんな時間を一緒に作っていきたいか」

そんな視点で考えてみると、また違った景色が見えてくるかもしれません。

 

お相手をよく観察し、理解しようとする気持ちを持って、ふたりで少しずつ、心地よい関係を築いていけたら素敵だと思います。

 

 

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