「何人くらい申し込みするのが良いですか?」
ご入会前のご案内やご相談の場で、よくいただくご質問のひとつに、
「月に何人までお見合いの申し込みができますか?」というものがあります。
まず、最初にお伝えしておきたいのは、基本的に何人に申し込んでいただいても大丈夫です。
ただし、これはシステム上の上限(IBJなら月200人、BIUは月100人)以内で、という意味です。
この範囲内であれば、どれだけ申し込んでいただいても構いません。
ですが、ここでひとつ大切なポイントがあります。
それは、「お見合いが滞りなく実施できる人数」であるかどうかということです。
お見合い成立後には、スムーズな日程調整が必要です。
連盟で推奨されているルール&マナーでは、
・お見合いが成立したら、1週間以内を目安に日程を決める
・お見合いは、成立から1ヶ月以内には実施する
ということになっています。
つまり、たくさん申し込みをして、もし複数の方とほぼ同時にお見合いが成立した場合、
「予定が立たないので、候補日が出せません」
「1ヶ月以内には無理なので、2ヶ月後でお願いします」
というようなことは、本来できないのです。
もちろん、実際には相手相談所にそんな正直すぎる理由をそのままお伝えすることはありませんが……。
でも、場合によっては、スケジュール調整が難航し、かなり苦しい言い訳をしなければならないこともあります。
実際のところ、お見合いが成立する確率は、平均すると20人に申し込んで1人〜2人くらいというのが一般的です。
ですので、「月に1〜2回くらいお見合いができればいいな」というペースで活動する場合、月に20人〜40人ほどの申し込みがちょうど良いバランスではないかと思います。
一方で、
「今はとにかく集中して頑張りたい!」
「しばらくは毎週末スケジュールを空けて、婚活に全力投球します!」
という方であれば、月に100人〜200人ほど申し込むのも、もちろん良いと思います。
その場合も、前述の通り、「お見合いの日程をスムーズに決められるかどうか」「交際に進んだ後、お相手との時間をしっかり確保できるかどうか」という視点は大切にしてください。
そして、もうひとつ大切なこととして、「お相手がどう考えるか」をいつも頭においてください。
お見合いが成立しても、お相手の希望する日程が出せなかったり、交際に進んでもデートの時間がとれなかったりすると、どうしても相手に「優先度が低いのかな?」と感じさせてしまいます。
中には、
「他にもたくさんお見合いしているんだろうな」
「自分のことは後回しにされているのかも…」と、不安に思われてしまう方もいます。
これは、申し込みを「する側」だけでなく、お相手から申し込みを「受ける側」の場合も同様です。
「この人も良さそうだし、あの人にも会ってみたい」というお気持ちはとても自然なことですが、一度に10人も20人もお受けするのは、現実的にはスケジュール的にも大変です。
お見合い申し込みの上限数は、「数打ちゃ当たる方式」を推奨するためではなく、その後の交際やご成婚へ、スムーズに進んでいただくための“適正な範囲として設けられているものです。
素敵な人がたくさんいる中で、焦ってしまう気持ちもよくわかります。
でも、やみくもに申し込むだけではなく、「この方としっかり向き合ってみよう」という姿勢も、婚活ではとても大切です。
お見合い申し込みの人数に正解はありません。
ご自身のペースやライフスタイルに合わせて、無理なく進めていくことが、婚活を続けていくうえでとても大事です。
お見合いは数ではなく、誠実に向き合う姿勢がなにより必要です。
ご自身のペースに合った活動で、無理なく婚活を進めていきましょう。
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