婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

婚活では「正直に伝えること」もまた、優しさです。

 

「お相手に無理をさせたくないから、あまり自分の希望を言わないようにしています」

 

そんなふうに考えていらっしゃる方、とても思いやりがあると思います。

お相手を気遣う気持ちがあるからこその姿勢だと思います。

 

ただ、婚活の場面では、もう少し考えてみてほしいんです。

 

婚活をしていると、将来についてさまざまなことを話し合う機会が出てきます。

たとえば…

・子どもは欲しいかどうか

・どんな場所に住みたいか

・婚約指輪は欲しいか

・結婚式や披露宴はしたいかどうか 等々…

 

こうした話題は、どれも大切な「価値観のすり合わせ」です。

 

もし、「本当は子どもが欲しい」と思っているのに、自分の気持ちは伝えずに、「子どもを持つことって大変なこともあるけど、どう思いますか?」とだけ聞いたとします。

そしてお相手が、「絶対に欲しいわけではないけれど、二人仲良くいられればいいと思います」と答えたことで、

「この人は子どもに積極的ではないんだな。希望が合わない」と感じて交際を終えようと考えてしまう。

 

同じように、

 

「本当はなるべく都心に住みたい」と思っているのに、「都心って便利だけど家賃も高いですよね。どう思いますか?」とだけ聞いて、

お相手が「少し離れた場所でもいいと思います」と答えたことで、

「この人とは希望が合わない」と感じて交際を終えようと考えてしまう。

 

でも、そのときお相手は、あなたの本当の気持ちを知らないまま答えています。

 

あなたは「お相手に無理をさせたくない」「本音を自由に話してもらいたい」と思っているかもしれませんが、

けれど実は、お相手のほうも、

「あなたはどう思っているのだろう?」と探りながら、あなたに合わせようとしている可能性があります。

 

人は、誰かを大切に思ったとき、それまでの考えを見直したり、歩み寄ろうとしたりすることがあります。

それが、本当の意味での「すり合わせ」なのだと思います。

 

ですが、あなたが何も伝えないままだと、お相手は深読みをして、

「これが正解かな?」と本心ではない答えを選んでしまうこともあります。

 

その結果、何も理由が分からないまま、「交際を終了したい」と言われたら、お相手はとても戸惑ってしまうと思います。

 

本当は似た価値観を持っていたのに、伝え合わなかったことでご縁がすれ違ってしまう…。

それは、とてももったいないことです。

 

婚活は、テストでも面接でもありません。

お相手を評価したり、試したりする場ではないのです。

 

お互いの気持ちや考えを少しずつ伝え合い、理解し合いながら関係を育てていくものだと思います。

 

「私はこう思っています。あなたはどうですか?」

そんなふうに、自分の気持ちも添えて話してみることで、初めて本当のすり合わせが始まります。

 

遠慮して黙ることが優しさになる場合もあります。

でも、婚活では「正直に伝えること」もまた、相手を大切にする優しさなのだと思います。

 

 

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