「プロポーズ」を考える
プロポーズ…というと、
男性が女性に少しあらたまって、居住まい正して、「結婚してください!」と指輪や花束を差し出す…。
そんなイメージをお持ちの方が多いように思います。
だからだと思いますが、女性会員様とお話ししていて、「プロポーズしてくれたら、受けるつもりです」と言われることがあります。
そのお気持ちはとてもよくわかります。
ただ時々、「自分から動くことに少し遠慮しているのかな?」と感じることもあります。
もしかしたら、主導権はお相手にあるかのように、ご自身の想いを心の中にしまっているのかもしれません。
でも、プロポーズは待つもの、という気持ちも自然ですが、ご自身の想いを伝えることも、同じくらい尊いことではないかと思うんです。
ある女性会員様から、「プロポーズしました!」と嬉しい報告を受けたことがあります。
その一言に、一瞬「されました、の間違い?」と戸惑いましたが、実はそうではなくて。
その日、男性からのプロポーズがありそうな雰囲気を感じた彼女は、先手を打って、自分からプロポーズをしたんです。
きっと、男性も驚いたと思います。
でも同時に、心から嬉しかったはずです。
「あなたと結婚したい」という気持ちは、どちらから伝えてもいいんです。
なぜなら、結婚は「してもらう」ものではなく、「一緒にする」ものだからです。
夫婦は対等なパートナー。
支える側と支えられる側、守る側と守られる側、という関係ではなく、お互いに思いやり、力を合わせて、人生を歩んでいく存在です。
だからこそ、
「私はあなたに、何をしてあげられるだろう?」
「あなたと一緒に、どんな幸せをつくっていけるだろう?」
そう考えながら、プロポーズを「待つ」のではなく、自分から動いてみるのも、素敵な選択ではないでしょうか。
大切なのは「誰がするか」ではなく、「どんな気持ちで伝えるか」だと思います。
お互いに「あなたと幸せになりたい」と思い合える関係を目指して。
あなたの想いを、あなたの言葉で伝えることができたら素敵だと思います。
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