平均値的… 中央値的…
2024年03月03日
例えば、女性の場合、
「婚活は、遅くとも30歳になる前には始めなきゃ…厳しいよね?」と、考えられる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、それは“平均値的”な考え方です。
女性が結婚を意識する年齢は26~28歳、女性の初婚年齢は29.4歳、女性の出産年齢は30.7歳といった、そんな様々な“平均値”から導き出されているものに過ぎないと思います。
そして、それは、単に、その平均の数値の所が「厚い」というだけであって、その数値の所でしか、結婚を意識しないわけでも、結婚できないわけでも、出産できないわけでもありません。
その数値の所から離れた「飛び値」の部分であっても、そういうことは、いくらでも起こっています。
ですので「結婚」を考える時には「平均値」ではなく、「中央値」を算出する時のイメージで考えるべきなんだと思います。(小さい数字から順番に並べて、真ん中の数字が中央値)
例えば、25歳、27歳、30歳、33歳、35歳で結婚した5名の平均値(平均結婚年齢)は「30歳」です。
でも、平均値だけで考えてしまったら、「30歳までにはなんとか…」「30歳過ぎたらヤバい…」といった考えになってしまいがちですが、中央値的な見方をすれば、中央値の30歳の人だけでなく、それよりも上の33歳、35歳の人も「結婚できている」ということが、よく分かります。
結婚に関して言えば、平均値は関係ありません。
その平均値から逸脱していても、結婚はできるんです。
その数値、数値に合った、お相手が、必ずいるんです。