婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

自分で考え、自分で決断する。

 

「人の意見を素直に聞く」というのは、意外と難しいことです。

 

それは、ひねくれている?とか、偏屈?とかではなく、人が経験を積んでいくこと、成長していくことの “証” でもあるのだと思います。

 

 

右も左も分からない新入社員として会社に入ったころは、上司、先輩の話をリスペクトを持って聞いて、それを愚直に実践していこうとする人が多いと思います。

でも、2年、3年経って、仕事も社会人としての経験も積んでいくと、それまで水一滴分の疑念も怪訝も抱くことなく、ただ盲目的に、上司、先輩に従っていた自分から、「この人の言っていること的確?…」といった思いを抱くことがあるものです。

 

結婚相談所でも、最初は、婚活カウンセラーのアドバイスを素直に受け入れ実践していても、「婚活」を経験していくうちに、カウンセラーのアドバイスに対して「こうした方がいいのでは?…」と、自分なりの考えを持つようになります。

 

それは、本当の意味で「婚活」が見えてきたのだと思います。

たとえ「カリスマ?」と言われる婚活カウンセラーでも、神様ではありません。これで絶対に結婚できる、幸せになれると、人の未来まで分かるわけではありません。

 

自分で考え、自分で決断する。

 

それを、より確実なものに、より納得できるものにするために、私たち婚活カウンセラーが、存在しているのだと、そう思います。