婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

自分の正義、お相手の正義

 

人間、20年、30年、40年と生きていると、大なり小なり、新たなものを受け入れることが難しくなってくるものです。

 

それは、老人風?に言えば、頑固になるということかもしれませんが…(笑)

 

でも、それよりも大きな理由は、自己が確立されて「自分の正義から逸脱できないから」ということがあるような気がします。

 

 

例えば婚活。

 

「お相手を褒めることができない」

「お相手に甘えることができない」

 

という方が、少なからずいらっしゃいます、

 

その理由は、今までの恋愛・婚活でそういう経験をしてこなかったから、ということもあると思いますが、それよりも…

 

「そういうことをするのは自分らしくない」→「そういうことをしたら自分が不誠実な人間になってしまうような気がする」→「だから自分はしない」と。

 

決して、そういった考え方も間違ってはいません。ブレることなく、自分の正義を貫いていると思います。

 

でも一方で…

 

その“自分の正義”は、「お相手にとっても正義なのでしょうか?」

 

一般的には、褒められたら「嬉しい」と思うものです。

 

 

婚活では、甘えられたら「信頼されている」と思うものです。

 

 

そんな、自分の正義ではないかもしれませんが、お相手の正義にはなっているということは、往々にしてあるものです。

 

であれば…

 

「自分の正義は逸脱しても、お相手の正義にはなっているのだから、それもまた正義」と、そう、正義の解釈を変えていくことも大切な気もします。