婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

「欲しいもの」と「いらないもの」

 

つい先日…、東京23区の、昨年販売された新築分譲マンションの平均価格が1億円を超えた!というニュースが流れていました。(ひぇー!)

 

有識者によると、資材や人件費の高騰もあって、今後も値上がりが続きそうとのこと。

 

個人的な話で大変恐縮ですが…、私たち夫婦も、ご多分に洩れず、約25年前に一度、都内にマンションを購入しました。(結局、8ケ月しか住まず海外転勤になり、そこからその家に戻ることは一度も無く10年前に手放しました)

 

で、その頃のことを思い出してみると、都心の超一等地を除けば、東京23区内でも、新築マンションの価格は3~4千万円が中心といった感じでした。(大手町まで電車で10分ちょっと、かつ駅近の物件でも、広さと日当たり等を多少妥協すれば2千万円台もありましたし、逆に4千万円を超えると、かなり立派なマンション!という感じがしました)

 

今とは違って、住宅ローンの金利が3%ぐらいはありましたので、トータルの支払いは割高感がありましたが、それでも、30年間、賃金が上昇していない等々が言われている中で、今の人たちは「ホントに大変だな~」と、思ったりしもします。

(因みに、我が家は、今のところ、一生賃貸で暮らすことに決めています。家を残す子供もいませんし…)

 

それで…

 

そのマンション価格に関連したニュースを見ていたら、「経済的なマンションの選び方」みたいなのをやっていて、そこまで共用部分が充実していない物件であれば、管理費等が低く抑えられて“お得”とのこと。

 

確かに、タワマンに代表される高級マンションには、プールやジムやバーラウンジやゲストルームといった至れり尽くせりの共用部分があることを売りにしていたりするので、そこを“取捨選択”すれば、月々の管理費等を安く抑えることもできるのかと。

 

(そもそも1億円もするマンションを買う人にとって、管理費が少しばかり安くなっても、という気もしなくもないですが…笑)

 

でも…

 

そのポイントはあながち間違ってはいないのでは?と個人的には思ったりもして…、と言いますのは、かつて海外で暮らしていた時は、どのマンションにもプールやジムがありました。(大抵の東南アジアの外国人が住むマンションには付いてました)、ですが、プールなんかは、1年に1度使ったかどうか?という感じでした。(あくまでも雰囲気モノという感じで…)

 

なので、“取捨選択”は、大事なことなのではないかと…。

 

 

マンション選びだけではなく、人生においても、本当は自分にとって必要の無いものを「あれもこれも!」と望むのではなく、「これは絶対に欲しい!」「あれは要らない!」と、きっちり分けたほうが、コスパがいいですし、なんだかシンプルに生きていけるような気もします。