婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

「好き」の視点を変えてみる

 

「好きな人と結婚したい!」と考えるのはごく当たり前のことです。

 

最初に「好き」の感情がなければ、そのお相手と結婚を考えることはできません。

 

 

ただ、現実的なことを言ってしまうと…。

 

「好き」という感情は、結婚して時を経るうちにだんだん変わってくる…というのも事実です。

 

 

好きになって、プロポーズがあって、結婚の約束をして、家族に挨拶をして、友人や職場の人に言って、結婚式をして、新婚旅行に行って、二人の住む場所を決めて、家具や電化製品を買って、新生活を始めて….。

 

「結婚」の最初はドキドキワクワクすることが続きます。

 

 

でも、それが落ち着いた時、「結婚」というものは「日常」そのものになっていきます。

 

結婚生活27年の身として、振り返って言わせていただくと、けっこうあっという間です(笑)

 

最初は「夫婦」で始まる関係も「家族」に変わっていきます。

 

 

そんな夢のないことを~と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが…。

 

でも、家族という存在から得られる「安心感・信頼感」には、恋愛の「ドキドキ感」とは全く違う心地良さがあります。

 

 

様々な家族がいらっしゃると思うので、皆さんそれぞれにあてはめて考えていただきたいのですが….。

 

ご自分の家族が大好きで、時にはけんかをすることがあってもいつの間にか仲直りができて、やっぱり家が落ち着く。こんな家庭を持ちたい…という方は、ご自分のお父さん・お母さん・兄弟姉妹のような方を結婚相手にイメージしてみてはいかがでしょうか。

 

何だか家族と折り合いが悪くて、居心地が悪くて…という方は、それとはまったく真逆のお相手を考えてみてください。

 

それが自分にとって「安心感・信頼感を得られる相手」と考えてみると、今より少しお相手選びの視点が広がってくると思います。

 

 

「好き」を考える時に、「そばにいるだけでドキドキする」とか「いつもその人のことばかり考えてしまう」とか、そういうことをイメージする方が多いと思いますが…。

 

でも本当に大事なことは、結婚してから、その「好き」が形を変えても構わないので、ずっと続いていくことです。