婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

“素”であること。“演じる”こと。

 

生きがいとやりがいを感じて、楽しそうに、ごく自然に、自分の“素”のままに、仕事をやっているように見える人であっても…

 

どこかでは「仕事だから」と、割り切っている部分はあると思います。

 

もちろん「仕事の時は本当の自分じゃない!」と、そこまで過剰に意識していることは無いと思いますが、それでも「演じている部分」はあると思います。

 

 

ですが、それとは逆で…

 

夫婦というのは、お互い“素”のままで、何でも話せて、相談できて、一緒にいて、安らぎと、充実感を掛け値なしで得られるというのが基本です。

 

 

ですので、夫婦の間の“ありかた”というのは、仕事とは、対極にあるものだと思います。

 

 

ただ、ちょっと考えなければいけないことは、本当に?…

「全く“演じない”正真正銘の“素”の自分でいいのか?」ということです。

 

 

なんだか、とても矛盾していますが…

 

世の中には、どうにもできない、本音と建て前というか、裏と表というか、もう少し違う言い方をすると、嘘も突き通せば真実になるというか…

そういうことも“ある”ということです。

 

 

誰からも「自然体で幸せそう」と思われている夫婦でも“素”だけでなく、良い意味で“演じている”部分は、あると思います。

 

決して、そこに、何かしらの引っ掛かりを感じて演じているわけではなく、それこそ自然体で、喜びを持って、「演じられている」のだと思います。

 

 

「ありのままの“素”の自分でいられる相手と出会いたい!」というのは間違いではありません。

 

でもそれは…

 

「どこまでのレベルなのか?」は、考えてみるべきなのだとも思います。