婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

古臭く、昭和の香り漂う、結婚相談所というところ

 

今では、“なつかし映像”でしか、目にすることはないかもしれませんが…

 

昭和の後半から、平成の前半にかけては、華やかなバブルの時代でした。

 

DCブランドを買うために、マルイのバーゲンに早朝から長蛇の列を作って並んで、冬になれば大渋滞の関越道をひたすら走って、毎週末のようにスキーに出かけ、ジュリアナ東京では、孔雀の羽のような扇子を持った、ワンレン、ボディコンのお姉さんと、モニカの時の吉川晃司のようなスーツを着たお兄さんが朝まで踊り明かして。

 

「もはや古臭い昭和からは脱却したんだ!自由で、開放的で、良い意味で“あけすけ”な時代になったんだ!」といった意識が、少なからず世の中には、あったと思います。

 

それは当然、「男女交際」にも及んで…

 

“純潔や貞操”といった価値観も、「昭和(大正?明治?)から進化した!」(欧米化した?)と、実感した人も多かったのではないでしょうか。

 

でも、そんな昭和の生き残りのような私からしても(笑)…、今の時代は、そこからさらに進化しているように思います。

 

とはいえ、必ずしも全ての人が、その更に上に行ったという訳ではなく、社会が多様化していくのに伴って、それとは違う方向へ進んでいった人も多く、その結果「男女交際に対する価値観」が“二極化”してきているような気もします。

 

 

令和の時代になっても、未だ、結婚相談所というところは、昭和以前の男女交際の価値観(ルール)がベースになっている場所です。

 

それは、古臭く、ともすれば保守的で、間違いなく、「今どき」ではありません。

 

でも、だからこそ…

 

「安心できる」「自分自身を尊重できる」「無駄な痛みを伴わない」“婚活”が、できるのだとも思います。

 

 

古臭く、昭和の香り漂う、結婚相談所。

 

結構、使えると思いますよ。