婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

恋愛経験がないというのは、ハワイに行ったことがないというのと同じこと

 

色々なところが調査しているので、絶対に正確かどうかは分かりませんが…

 

「結婚までに付き合った人数は?」という質問に対して、一番多かった回答は、男女とも「2~3人」だそうです。(30%台)

 

中には「0」という回答もあって、大体、10%前後ぐらいです。

 

「まあ、そんなものかな~」というのが個人的な印象ではあるのですが…、

 

とはいえ、実際のところ、「付き合う」という定義も、人それぞれ違うでしょうから、例えば、アプリで出会って、2~3回デートしただけというのも、その「付き合う」という回数に入っているとしたら、本当のところは、「もっと少ないのかな~」、とも想像します。

 

 

というのは…

 

近年、「恋愛経験がほぼ無い」という人が、とても多いと感じます。(結婚に関わる仕事をしているので、より、そう感じるのかもしれませんが…)

 

一昔前であれば、そういったセンシティブな数字が、世の中に出てくいることもあまりなかったですし、特にバブルのイケイケの時代(??)を経験した人間としては、「複数の人と恋愛経験がある」というのが、真偽のほどは別として、当然のような風潮もありましたので…

 

「今の人たちの風紀はちゃんとしている!」と、逆に、喜ばしい気持ちになったりもします。(笑)

 

 

でも、間違いなく言えるのは、今は「恋愛だけが全てでは無い」という時代なのだと思います。

 

価値観が急激に多様化している社会の中で、恋愛なんかよりも、もっと楽しいこと、もっと夢中になれること、もっと自分の人生を賭けられるようなことが、沢山ある時代なのだと思います。

 

ですので、恋愛経験が「0」という人たちは、むしろ、今までの人生が充実していたと言えるのかもしれません。

 

 

実際に、「今回、結婚を考えるようになる直前まで、結婚なんて考えたことがなかったです」とおっしゃられる方と、お会いさせていただくことが頻繁にあります。

 

要は、それまで、結婚なんて考える必要も、時間もなかったほど、“他に夢中なこと”があったということです。

 

でも、それは正しい姿だと思います。

 

恋愛や、結婚が必ずしも、自分の人生の優先順位の中で高い位置ではない、というのは、ある意味、健全な姿だと思います。

 

恋愛や結婚は、「してみようかな~」と、自然発生的に感じた時に始めればいいだけのことです。

 

 

今の時代、恋愛経験がないというのは、ハワイに行ったことがないとか、回るお寿司以外食べたことないとか、運転免許を持ってないとかと、同じなのだと思います。