婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

多面性

 

「自分って、どんな人間なんだろう?」と考えてみて、「こう!」と端的に答えられる人は、意外と多くないかもしれません。

 

仮に、「私は、細かいことを気にしないサッパリした人間です!」とキッパリ答えられたとしても、実は、そこには、自分の「願望」も混ざっているかもしれません。

 

 

「そんなことない!だって周りの友達からも言われるもん!」と“抗議したい”という方もいらっしゃるかもしれませんが、敢えて言わせていただくと…

 

「友達の前では、頑張って、そういう自分を演じていませんか?」

 

 

演じると友達は「あなたはそういう人」だと思う。

だから友達も、あなたに「あなたはサッパリした人」と言う。

そう言われると、段々、自分もそんな気持ちになってくる。

 

 

それは、決して「悪い循環」というわけではないですが…

 

そこに「無理」はないですか?

 

 

 

「なりたい自分になる」ということは素晴らしいことです。

 

性格だって、必ずしも、持って生まれたものというわけではありません。

 

自分の頑張り次第、環境次第、運次第で、いくらでも良い方向に変えていけます。

 

ですが…

 

無理をしてはいけません。

 

無理はしんどいですし、続かないです。

 

 

ここからが本題ですが…

 

婚活をしていると、自分が理想とする、誰から見られてもポジティブに映る、「そんな自分でありたい!」と思って、頑張るものです。

 

それは誰だって、そうです。みんな同じです。

 

でも、無理をしてはいけません。

 

それが、「ちょっと辛いな~」と思ってきた時は、「本当の自分(もう一つの自分)」も、魅せていくべきなのだと思います。

 

裏表とか、二面性とか、そんなネガティブな意味ではなく、常に人は、色々な面をもっているのだと思います。

 

持って生まれたもの、もっと良くしたくて今変えようとしているもの、既に新たに付け加えたもの。

 

色々なものが混在して“自分”が形成されているのだと思います。

 

 

婚活をしている時は“全部”相手に魅せてあげて下さい。