婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

相性が合わないと幸せになれないのか

 

完全に相性が合う人としか、結婚してはいけないわけではありません。

 

出来る限り、最大限、相性の合う人と結婚した方が、なんとなく先が見通せるというか、安心ではあるのですが、必ずしもそうでなければ幸せになれないということではないと思います。

 

そもそも、どれだけ愛し合っていたとしても、元々は赤の他人の二人です。

 

なにもかも全てが、完全に一致することなんてありえません。

 

血を分けた親兄弟であっても、共通点が多いというだけで、完全ではありません。

 

ですので、結局のところは、「どこまでの一致で妥結できるか?」の問題なんだと思います。(春闘か何かみたいですが…笑)

 

そんな風に言ってしまうと…

 

なんだか結婚に、「夢が無くなる…」といった気持ちになれるかもしれませんが…(すみません!)

 

でも、あくまでも、どこまでいってもリアリスティックな結婚というものに対して、あらかじめ「完全な一致なんてありえない」と、心に留めていることも、決してマイナスなことでもないという気がします。

 

一致していない部分、乖離している部分に対して、「どう折り合いをつけていくのか?」「どう歩み寄っていくのか?」

 

それも決して自分からの一方向の見方ではなく、相手側からも見た双方向で、「どうしていくのか?」を、模索していくのが結婚というものなんだと思います。

 

時には自分が歩み寄って、時には相手が歩み寄って、時には全く違う方向に着地点を見出して、時には曖昧なままにしておいて…

 

そんなことも含めて、すべてが結婚です。