「結婚させてください!」の思い出 ~written by H. Yamaryo Vol.1
初めまして、イー・マリッジの山領 均(やまりょう ひとし)と申します。
昨日のブログで、妻である代表の山領有紀子がご報告しましたように、これからは、私も月に2〜3回ほど、ブログを書かせていただくことになりました。
何卒、お付き合い頂ければありがたいです。
まず最初に、簡単な自己紹介をさせて頂ければと思います。
結婚相談所イー・マリッジは、カウンセリング等、会員様と直にコンタクトさせていただく業務は、代表の山領有紀子メインでおこなっておりますが、その他のバックヤード的業務は、すべて二人三脚でおこなっております。
また、私自身もIBJ等の連盟にカウンセラー登録をおこなっておりますので、「婚活中に目先を変えたい時」などには、私も会員様とお話しさせていただくことがあります。
宜しくお願い致します。
初回のブログから、婚活ノウハウ的なことを書くのも大変僭越だと思いますので、今日は私たち自身のことについて書いてみたいと思います。
私たち夫婦は、今から約25年前の、私が25歳、妻が29歳の時に知り合い、付き合い始めました。
その当時は、今よりも「結婚を意識するタイミング(年齢)」が、男女とも早かったような気がします。
とはいえ、男性の25歳は“ちょっとまだ早いほう”で、女性の29歳は“ちょっともう遅いほう”という、4歳の年齢差を、私自身は、とても微妙なタイミングに感じていました。
ですので、私なりに、かなり「結婚するタイミング」を意識して付き合っていたと思います。
結果的には、1995年の春ぐらいから付き合い始めて、翌年の年明けには結婚することを決め、1996年の8月(平成8年8月8日)に入籍し、妻の誕生日の1ヶ月前の10月5日にハワイで結婚式を挙げました。
結婚式まで、仕事も準備も、何だか、忙しく、慌ただしかったのですが、今でも、強く印象に残っているは、初めてお互いの両親に挨拶に行った時のことです。
当時、妻の両親は転勤で沖縄の那覇に、私の両親も転勤で山口の下関に住んでいましたので、ゴールデンウィークを利用して、東京→沖縄→山口と「結婚させてください!ツアー」に出ました。
私自身は、生まれて初めての沖縄でしたが、空港から那覇の家までのタクシーの中から見えた街並みに、「沖縄って、意外と“異国感”あるな〜」と思ったぐらいで、それ以外は、緊張していて全く記憶がありません。
家に着くと、既に、お義母さんが玄関先で待っていて、挨拶もそこそこに、和室の客間に通されました。
当時、義父は、那覇地裁で裁判官をしていて、客間に通された瞬間も、机の上の判決文か何かを読んでいたようで、その威厳ある姿に「おおっ、怖っ」と思ったのを覚えてます。
ですが、さすがに、その前に二人で座ると、こちらを向いてくれて、お互いに初対面の挨拶を交わしたのですが、その後の“間”は、なんとも言えないものがありました。
私の「結婚させてください!」の時のイメージは、まずは季節の話題ぐらいから入って、徐々に和んでからと思っていたのですが、こちらがそれらしき話をしようとすると、「もういいから、早く、早く」という抗うことのできない空気を送ってきて。
後から聞いてみると、その後のホテルでの食事の予約時間が気になっていたそうで、「早く言いなさい」ということだったらしいです。
結局、「娘を、お前なんかにやれん!」なんて言われるようなこともなく、ただ普通に「有紀子さんと結婚させてください!」「ハイ」という感じで終わりました。
義父も義母も、私が言うのもなんですが、本当に良い人で、良い意味でサバサバしているところもあって、お陰様で何の苦労のない「義理の息子」でいられています。
「結婚させてください!ツアー」の最大の山場は終わったので、その後の下関の私の両親への挨拶は、かなり気楽に行くことができました。
もちろん私の両親は、何の問題もなく歓迎してくれました。
ですが、一通りすべてのイベントが終わって、翌日、空港まで送ってもらう途中で、せっかくだからと寄った下関の川棚温泉のお風呂に浸かりながら、「お前、結婚するんだから、今までみたいに、あっち行ったり、こっち行ったり、ふらふらした気持ちでいたらダメだぞ」と、中学時代以来ともいえる“説教”を父からされたことを、今でも鮮烈に覚えています。
若干心外な気持ちになったようにも覚えていますが、頼りない息子に対する、父なりの“はなむけの言葉”だったのだと思います。
それから25年以上経って、既に父が亡くなった今でも、そのことを、たまに思い出すことがあります。
意外と、その言葉が、今まで、なんとか二人で夫婦としてやってこれた”お守り”になっているような気もしています。
いきなり話が長くなりすみませんでした。
これからも宜しくお願いします。
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