婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

東大・京大・慶應・早稲田卒の人と結婚する

 

婚活における「大卒」の位置づけ

 

結婚相手(特に男性)に求める条件に「高学歴(大卒)」というのがあります。

 

いわゆる「3高」の一つですが、この誰もが大学へいける今の時代だからこそ、よりそれが「重視」されているようにも感じます。

 

例えば、今から50〜60年前の私の親の世代であれば(例が古すぎてスミマセン!笑)大卒の人はせいぜい1〜2割程度でした。

 

ですので当時は、「大卒の人」=「学士様」=「すご〜い!」=「きっとお給料も高い〜」という図式が、成り立つような社会的状況だったのだと思います。(あくまでも私見が入っています…笑)

 

ですが、今は「大卒」の人は沢山います。進学を希望さえすれば、どこかの大学には必ず入学できて「大卒の資格」は誰でも取れると言われる時代です。

 

別に「大卒」だからって珍しくもなく、特別頭がいい!というわけでもなく、必ずしも給料が高いというわけでもありません。

 

だからこそ、その中でも、東大だったり、京大だったり、慶應だったり、早稲田だったりと、そんな「上位校卒」の価値が高まっているような気もします。

 

ですので、結婚相談所のプロフィールには、そういった大学出身の方は積極的に「校名」を書かれています。
(ちなみに“非公表”でも可です)

 

 

「上位校」に意味がある?

 

とはいえ…

 

「だから結婚相手は、そんな、東大、京大、慶應、早稲田等々の上位大学出身の人を選んだほうがいいですよ!」と言ってるわけでもありません(??)

 

もう少し具体的な話をしますと…

 

例えば、そういった上位校出身の人が就職して働いているような会社(有名企業等)には、そういった大学を卒業した人が沢山働いています。

 

職場の大半は、そういった大学の出身者という会社もザラにあります。

 

ですので、「私は東大です!」「僕は慶應です!」と言っても、その会社内での出世や評価には、大した影響は与えないこともあるのだと思います。

 

周りに、東大、京大、慶應、早稲田卒の人ばかりがいるのが普通の世界なのですから。

 

 

「高学歴」のお相手を求めることの意味

 

すみません。ここまではあくまでも、「そんなのわかってるよ!」という話ですが…

 

ですので、ここで原点に立ち戻って、結婚相手に「高学歴」を求めることの意味をもう一度考えてみたいと思います。

 

実際にはほとんどの人が…

 

「なんだか、頭が良いほうがいいような気がするから…」

「なんだか、子供も賢くなりそうだから…」

「なんだか、良い給料を貰っていそうだから…」

「なんだか、自慢できそうな気がするから…」等々

 

そんな“なんだか”という漠然とした感じが、ほとんどなのだと思います。

 

「うちの家系は、父も母も兄も弟も祖父も慶應なので、私の夫になる人も慶應じゃなければダメなんです!」といった、そんな絶対的な理由をお持ちの方は、あまりいらっしゃらないのではないか…と。

 

なので、なぜ?…
「上位校卒の人がいいのか?」
「そういう人と結婚するメリットとは何なのか?」
「そういった大学卒の人と結婚すれば、本当に物質的にも精神的にも満たされ、幸せになれるのか?」
といったことを、この“婚活”という、自分の裏も表も、欲もエゴも、心の闇も恥部も、全て棚卸しができる“特別な時間”を使って、一度、考えてみてもいいのではないでしょうか?

 

 

だからこそ「結婚する意味」をもう一度考えてみる

 

「結婚は何の為にするのか?」と問われれば、間違いなくそれは「幸せになるため」です。

 

「そのことと、お相手の“大学”が一体どんな関係にあるのか?」ということについて、よくよく考えてみて下さい。

 

あなたが「思い描く結婚生活」に、一番大切なこと、譲れないことは何なのか。自分自身に問いかけてみましょう。