恋愛と結婚はやっぱり違う
桜の木も少しずつ葉っぱをつけ始めて、そろそろお花見の季節も終わりですね。
会員の男性から、お花見デートの報告がありました。
少し散歩しながら、桜を鑑賞・・と考えていたようなのですが、お相手の女性の方が、ビニールシート、ごみ袋、ウェットティッシュ・熱湯の入った水筒等から使い捨てカイロなど、お花見小道具など一式を用意して下さっていたとのこと、とても嬉しく、気遣いにびっくりしたそうです。
彼は、海外在住で一時帰国中。
お花見のための下準備をすることなんて難しいだろう、と彼女が考えて下さってのことだと思います。
実際には、お花見の場所へ行ってみて彼に会ってみないと、どんなお花見デートになるかわからないわけで・・。
周りの雰囲気によってはビニールシートを広げて座る、なんてことはできないかもしれないし、彼が外で飲食するのは寒いし散歩だけにして、どこかのお店で食事しようと言い出すかもしれません。
なので、用意した重い荷物は無駄になってしまうかもしれない。
それでも「あらかじめ用意をしておいてくれた」というところに、優しい気持ちを感じます。
「女性なら、そのくらいの気遣いをして下さい」と言いたいわけではないのです。
男性だから女性だからということではなく、もし可能な状況なのであれば、準備をするのは男性側であっても良かったと思います。
恋愛本などを読んでいると、「尽くしてばかりではダメ」「相手に追いかけさせなきゃ」と書いてあることがあります。
確かに「恋愛」であれば、相手を落としたいと思う気持ちや、ドキドキした気持ちを楽しむことも大切な要素かもしれません。
でも、結婚は「生活」であり「日常」です。
ずっと、自分が追いかけているばかりでは疲れるなぁ・・。誰もが想像できるのではないでしょうか。
男性であっても、女性であっても、「お相手のために自分ができることをする」という気持ちを持つことが婚活の第一歩ではないかと思います。