「みんなが結婚するから…」
大学進学率は過去最高に
2020年度の大学進学率は54.4%で過去最高を記録したそうです。
(文部科学省学校基本調査)
大学への進学も、一昔前の「高校ぐらいは出ておいたほうが…」の感覚に限りなく近くなってきたのかな〜と。
ちなみに、私の大学受験の頃は、今の半分以下の25%前後でした。
(遥か遠い?30数年前のことですが…笑)
有配偶者率は年々下がっている
それとは、まったく何の関係もない話なのですが…
日本の有配偶者率(ざっくり言うと結婚している人のこと)は、30代後半の女性で69.7%、男性で61.7%、50代前半では、女性で75%、男性で72%だそうです。(2015年国勢調査)
「おっ!そんなに結婚している人って多いのか?!」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが…
実は、有配偶者率は、大学進学率とは逆に、年々下がってきています。
(有配偶者率と表裏一体の生涯未婚率が年々上がってきていることから考えても、そういうことかと…)
その要因には「女性の高学歴化と社会進出の拡大が考えられるのではないか?」といったそんなことを、ここで無理くり論じるつもりは全くありませんが…(実際には要因と言うよりも、その結果として、結婚という制度に固執する必要が薄くなってきたということはあるのかもしれませんが…)
すみません。今回は、そういったことを言いたいのではなくて…
「みんなが大学に行くから…という感覚で、結婚をしてはいけません!」ということを言いたくて…
(もちろん、きちんとした目的意識を持って大学に進学される方は沢山いらっしゃいます。)
「みんなが結婚するから…」ではなく
ただ…大学に行くこと、勉強することは、少々、自分の主体的な意思ではなかったとしても、人生にとって無駄になることはあまりありません。
でも結婚は、主体的な意思がなく、目的もなく、その先の夢もなければ、「時間を返してくれ!」と思うぐらい無駄になる可能性があります。
「みんなが結婚するから…」ではなく、「なぜ結婚するのか?」「何のために結婚するのか?」「結婚することによって自分がどうなりたいのか?」を何度も、何度も考えて、そして婚活してください。
そうすれば、それができていれば、絶対に幸せな結婚ができます。