婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

故郷

 

地方で生まれ育って、初めて東京に出てきた時は、街も、人もまぶしく見えた。

 

そんな風に「東京」を表現することがあります。
(昭和感満載ですが…)

 

それでも、東京に、しばらく暮らしているうちに、せいぜい半年もすれば、それが普通のこと、あたり前のことと感じられるようになっていくものです。

むしろ、生まれ育った故郷の良さを、再認識することもあるかもしれません。

 

 

恋愛も同じようなところがあって…

 

相手の見た目というのが一番そうなのかもしれませんが…、

他にも、経歴や、趣味、家族構成等々、そういったことが、なんだか“まぶしく”見えてしまって、ちょっと気後れしてしまうというか、引いてしまうというか、そんなことも…あるかもしれません。

 

でも、それでも東京で暮らそう、東京に同化しようと思うように、恋愛でも“それを求める”そういった思いが心の中のどこかにあるものです。

 

それは、単に“憧れ”といったものだけではなく、“新たな自分を探す”といった思いに近いのかもしれません。

 

特に「婚活」=人生に関わってくることならなおさら、その思いが強くなることも、あるのだと思います。

 

それは、それで、人としての正直な気持ちです。

何を自分が最も求めているのか、その思いに素直に従えばいいのかと。

 

ただ、もし余地があるなら、自分の故郷(ベースとしてあるもの)か、一体何だったのかを、婚活中に一度だけ、考えてみることがあっていいのかなとも思います。