婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

感覚と現実主義

 

ある意味、結婚相談所で婚活をしている人の多くは「リアリスト」です。

 

当然、元々は、そうでない人でも、「結婚前提」という枠組みの中で、お相手を見極め、自分の希望との折り合いを見つけていくという「作業」をしていく過程で、自然と「現実を踏まえる」ことを身につけ、恋愛に関しては、リアリストになっていくのだと思います。

 

とはいえ…

「あれ?なんだかよく分からないけど、好きになっちゃったかも…」

といった、理屈ではない「感覚」をいだくことも必ずあります。

人間ですから…

 

 

「結婚」という現実的な営みを、生涯共にする相手を探すのが婚活ではありますが、「なんだか分からないけど…」といった「感覚」を、そのお相手に持てるということは、とても素晴らしいことです。

 

「愛する」「好きになる」その元になるものは、まさにその「感覚」なのだと思います。

 

と、愛を語る?結婚相談所のカウンセラーとしては、綺麗に締めたいところですが…

 

でも、もし、そういった感覚が先行して、結婚してもいいかな…と思っているなら、一度だけ、元々自分が、思い描いていた「結婚に対しての希望」を反芻してみて下さい。

 

決して、「考え直しなさい!」とか「早まってはいけない!」と、言っているのではありません。

 

決断する前に、一度だけ、冷静に、そういったことを思い返してみて、それでも、その自分の「その感覚」の方が優っている(たとえ自分の全ての希望を満たしていなかったとしても、トータルで優っている)と、認識できた時は、それは間違いなく、幸せになれる、選択のはずです。

 

 

「感覚」と「現実主義」、そのバランスが、婚活には、大事なことなんだと思います。