感覚と現実主義
2019年09月22日
ある意味、結婚相談所で婚活をしている人の多くは「リアリスト」です。
当然、元々は、そうでない人でも、「結婚前提」という枠組みの中で、お相手を見極め、自分の希望との折り合いを見つけていくという「作業」をしていく過程で、自然と「現実を踏まえる」ことを身につけ、恋愛に関しては、リアリストになっていくのだと思います。
とはいえ…
「あれ?なんだかよく分からないけど、好きになっちゃったかも…」
といった、理屈ではない「感覚」をいだくことも必ずあります。
人間ですから…
「結婚」という現実的な営みを、生涯共にする相手を探すのが婚活ではありますが、「なんだか分からないけど…」といった「感覚」を、そのお相手に持てるということは、とても素晴らしいことです。
「愛する」「好きになる」その元になるものは、まさにその「感覚」なのだと思います。
と、愛を語る?結婚相談所のカウンセラーとしては、綺麗に締めたいところですが…
でも、もし、そういった感覚が先行して、結婚してもいいかな…と思っているなら、一度だけ、元々自分が、思い描いていた「結婚に対しての希望」を反芻してみて下さい。
決して、「考え直しなさい!」とか「早まってはいけない!」と、言っているのではありません。
決断する前に、一度だけ、冷静に、そういったことを思い返してみて、それでも、その自分の「その感覚」の方が優っている(たとえ自分の全ての希望を満たしていなかったとしても、トータルで優っている)と、認識できた時は、それは間違いなく、幸せになれる、選択のはずです。
「感覚」と「現実主義」、そのバランスが、婚活には、大事なことなんだと思います。