真価を問う
2019年09月05日
「苦しい時、辛い時こそ、その人の真価が問われる」といった、そんなニュアンスの言葉、話しを聞くことがあります。
幸せな時、物事が上手くいっている時は、誰もが朗らかで、優しい気持ちになれるものですが、苦境に立たされた時に、その人が、どういった態度を取れるか、行動ができるか、それが、その人の「真価」だと。
日本人的な美学、価値観と言えるかもしれませんが、本当に、その通りだと思います。
どんな状況でも、朗らかで、優しく、平常心でいられるような人は、男女問わず、頼もしく、人として尊敬できますし、好感を抱きます。
ただ…それが全てではない、ということも心に留めておくべきだとも思います。
「人は弱い生き物」というのも、一つの間違いのない真理です。
辛い時、苦しい時、悲しい時は、どんな人でも、愚痴や、弱音の一つぐらいは言いたくなるものですし、ましてや、それを言う相手が、自分が心を許せる相手なら、なおさらのことです。
でも、恋愛中や、婚活中に、相手のそんな部分を見てしまって、冷めてしまった、という人もいると思います。なんだかちょっと残念…、という気持ちも分かりますが、もしそういったことがあったとしても、1回ぐらいは大目に見てあげて、もう一度、冷静に、その人を「トータル」で判断してあげるということも、大切なことではないかと思います。
1回ぐらいは、大目に見てあげられる、そんな、自分の心の余裕というのも、自分自身の「真価」であるような気がします。