友情と恋愛は別
2019年06月12日
日本の18歳から32歳の、未婚男性の70%、未婚女性の59%は、交際相手がいないそうです。(国立社会保障 人口問題研究所)
独身の男友達に、
「恋人いるの?」と聞いて、「いる」と答える確率は3割。
独身の女友達に、
「恋人いるの?」と聞いて、「いる」と答える確率は約4割、ということです。
「だいたい…そんな感じかな~」と思われるかもしれませんが…
実は、今から、約30年前の1990年には、男性の5割以上、女性の6割以上に「恋人」がいました。
今は、「恋人なんかいらない」という人も増えてきたのかもしれませんが…、
ですが、それ以上に「出会い」そのものが、少なくなってきているのだと思います。
そして、「恋人」がいなければ、その先の「結婚」にも繋がっていきません。
恋人がいない人の割合と同様に「生涯未婚率」(50歳までに一度も結婚しない人の割合)も、年々上昇してきています。
また「環境」というものも、一つの要因になっていると感じます。
どうしても、周りの仲の良い友達が「恋人がいない」「結婚はあまり考えていない」という感じだと、自分も“ほっと”してしまうというか…、“まあいいか”という気持ちになりがちです。
「友情」は大切ですが…、「恋愛」「結婚」とは、“別”と割り切るべきだと思います。
「恋愛」「結婚」は、「就職する」「資格を取る」ことと同じように「自分の為」のものです。
友達を「出し抜く」とか、「自分だけ幸せになる」とか、そんな了見の狭いことではなく、「自分はどうしたいのか?」を真剣に考えて「自ら動く」ことが必要なんだと思います。