「頭がいい人」と、感じてもらうには…
結婚相談所で、お相手探しを始める前に、好みのタイプを聞いてみると「頭がいい人が…」と、答える方が、男女ともに少なからずいらっしゃいます。
なぜ?「頭がいい人」がいいのか?
その主な理由の一つとしては、できるだけ自分の子供に「頭がいい」遺伝子を受け継がせたい、という人としての本能があるのではないかという気もします。(どうしても結婚ですから…)
ですから、お相手は、東大、京大、慶應、早稲田、等々、一流大学出身の人…といった「分かり易い基準」で、まずは、お見合い相手を選んでいかれるという方もいらっしゃいます。
ですが、実際に婚活が進み、お相手と交際していくうちに「頭がいい」(=勉強ができる)といった「能力」的なものに惹かれるのではなく「優しさ」や「心の広さ」といった、その人の『性質』に惹かれ、好きになっていかれる方がほとんどです。
だったら別に、頭が良くなくても(?)いいか…、と思われるかもしれませんが…
ただ、「頭がいい」ということを「知的さ」という意味で捉えれば、それは、どちらかというと能力的なものではなく、その人の「性質」に近くなるのかもしれません。
では性質に近い「頭がいい」(=知的さ)とは何か?というと、それは、
自分本位にならず、相手を常に「おもんばかる」会話や行動ができること、だと思います。
そして、そういったことができるようになるためには、自分自身が、常に「謙虚」で「寛容」でなければいけないのだと思います。
謙虚で寛容であれば、人にやさしくなれる、自分自身も広い心を持てる。
だから、人を「おもんばかる」ことができる。そういった会話や行動ができる。
それが相手から「頭がいい人」と、感じてもらえることに、繋がるのだと思います。